カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

新本因坊誕生

2005年07月26日 | Weblog
第60期本因坊戦7番勝負



挑戦者高尾伸路八段が4勝1敗でタイトルを奪取した。
高尾はリーグ入りをかけた決勝で5度敗れ今期が初のリーグ入り。初リーグを制して、初挑戦、そして初タイトトル(7大棋戦)と、頂上に上り詰めた。
第5局は白番の半目勝ち。張本因坊の挑戦手合における勝率8割4分2厘(16勝3敗)だった鉄の先番をこのシリーズは3局落とした。テニスでいう「サービスブレイク」であった。
高尾伸路新本因坊は千葉県出身で藤沢修行名誉棋聖門下の逸材。兄弟子の三村智保九段は振り返って「今シリーズは、中盤の力強さと厳しさ、終盤の正確さが印象的。元々あった力が、やっと出てきました}と祝福した。

私も囲碁愛好家として彼をずーと応援してきた。それと言うのも私がプロと囲碁を指す機会があったのが過去に2回。勿論、いずれも負かされたのだったが、一つは故加藤九段(前日本棋院理事長)と或る囲碁雑誌の企画で6子で教えていただいた{掲載された棋譜も雑誌も今も残っている}。もう1局は浦安市の囲碁大会において教わった高尾さんである。浦安市主催の囲碁大会には以前よく指導碁に見えられたのだった。その時の彼は何歳であったのか?まだ中学生か高校生ぐらいであったろうか?やはり6子でお願いしたのであったが、指していて悠揚迫らず「大道を歩く」という圧力を感じたというのが印象である。
「ずーといい碁だったのにね!」と終わって一言感想を述べてくれた。思いやりの人であった。少しはにかむような彼のしぐさは今もその時と変わっていない。浦安市在住の囲碁愛好家は、多くのの方々が高尾新本因坊との思い出を持っていらしゃるのだと思います。高尾新本因坊の誕生の棋譜{第60期本因坊戦ー7番勝負ー}(第5局の18棋譜)が毎日新聞朝刊で本日掲載が完結しましたので、お祝いの気持ちをブログに認めました。高尾新本因坊本当におめでとうございます。益々のご精進をお祈りしています。




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みんなのプロフィール)
2005-07-27 01:42:52
ブログ開設おめでとうございます!

アクセス数を上げるために当コミュニティサイトに登録しませんか?
http://profile.zmapple.com/cgi-bin/profile.cgi
より多くのひとに貴方のブログを見てもらえます。

参加するにはこちらからが便利です
http://profile.zmapple.com/cgi-bin/profile.cgi?mode=edit&title=%83J%83%93%83A%83I%83C&address=http%3A%2F%2Fblog%2Egoo%2Ene%2Ejp%2Fasarum0115%2F


お問い合わせはコチラから
http://profile.zmapple.com/cgi-bin/fmail/cmfmail.cgi
返信する

コメントを投稿