カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

成田山

2009年08月04日 | Weblog
成田山新勝寺
成田山の御縁起は939年平将門が反乱を起こすと、朱雀帝の密勅を受けた寛朝大僧正が不動明王の尊像と共に、この下総の国成田の地にて21日間平和祈願の御護摩を修め、その満願の日(940/2/14)に兵乱は平定され、帝から新勝寺の寺号を賜って開基した古刹です。平和を祈る真言密教寺院として、又、御護摩の霊験利益で名高く、その火は不動明王の知恵を象徴し、そのマキ(薪)は煩悩を表しています。

①仁王門から見る総門、②ご本尊・不動明王を奉安する大本堂
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①大本堂の廊下にて水彩を施すNS先生、②スケッチの対象は聖徳太子堂
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①紺丹緑紫極彩色の三重塔は防火・平和・安定を祈る塔(1階の龍は水難防火)・(2階の麒麟は平和)・(3階の悪夢を食べる獏は平安)②雲水紋の彩色を施した一枚板の垂木が珍しいと言う{架空の3動物についてボランティアガイドさんの解説を拝聴}

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<三重塔
①仁王池に泳ぐ亀たち、亀岩にも群がる亀たち ②地蔵堂にて丁寧にお参りするご婦人あり、その脇にて見守る開運地蔵尊
<亀岩
平日の曇天で小雨模様のためか人出の少ない静かな成田山の参詣ができました。


遊ねっと納涼祭

2009年08月04日 | Weblog
なごみ羊羹工場見学と成田山新勝寺参詣
日  時 2009年7月28日(火)出発AM9:00
集合場所 市役所総合駐車場8:50集合
日  程 出発9:00 →米屋第2工場見学(10:30~11:50)→成田山(12:00~14:50)→到着16:30
解  散 文化会館前(16:30)
参 加 者 43名
羊羹の米屋さんと成田のお不動さんとは四百年にも及ぶ深いかかわりが有るとのこと。成田山新勝寺の精進料理の栗ようかんに因んでつくり出された米屋の栗羊羹と共に「なごみ(和+味)」ブランドの当社は深い因縁で結ばれていると言います。紅白の紙帽子を被ってお土産に一口羊羹を頂いての見学でした。小豆豆の栄養と煮方、男性の舌の確かさなど、たっぷり為になるお話を伺いました。

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お昼はうなぎで決まりでした。参道には、鰻の店が多いようですが、老舗の大店「川豊」さんの二階を貸切同然に使い「肝吸い付」でトロ~リ柔らかい「うな重」を賞味しました。
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磨りガラスと曇りガラスに職人魂が宿る粋なガラス戸です。左上端に傘のデザインが施され、このうなぎ屋さんの味の確かさを証明しているようです。
第5回成田うなぎ祭り(7/15~8/23)
江戸元禄時代に大人気を博した初代市川団十郎の父が成田の出身で、歌舞伎では「成田や」の掛け声が聴かれます。そんなご縁で庶民の生活も落ち着いた豪華絢爛の元禄年間、江戸から3泊4日で行ける行楽地として成田山へお参りする人たちが増えました。その頃から成田山周辺の旅館では、参拝客の多い「正五九」に、それぞれ料理を工夫し特徴を出すようになりました。正月は「鳥鍋」、5月は「天ぷら」、9月は「うなぎ」を出す旅館も多かったようです。この名残で成田市内には「うなぎ」料理を出す店が今でも多いと聞きました。