ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

身体のやること

2012-02-08 09:52:25 | 実例体験観察
かなり前のことだけど・・・

近所の人が自民党の議員の後援会のチラシを持ってきた。

「ここに名前書いて持って来てくれんか」

と普段通りの普通の言い方で言った。

私はにっこり笑って「はい」と受け取った。

そして、そういう自分にびっくりした。

それ以前にもそういうチラシを貰ったことがあったけど、

その時は「書け」と言われたように感じた自分だったから。

書くのが当たり前みたいにそんなこと言って来るんだから、嫌になるよ。

私には私の意志があるんだから・・

・・みたいな受け取り方をしていた自分だった。


今、共産党の人が来て、同じような事を言って来ても、

私はこの自民党の後援会のチラシについてと

同じような対応をするだろうなとその時思った。

どの党の人が来てもそうだろうなと思った。

そのとき、「身体のやることなんかなんでもやれるな」

という言葉がぱっと浮かんだ。

自民党の議員の後援会の名簿に私の名前が載ったとしても、

(実際はそのチラシはどこかに行っちゃったけど)

共産党の後援会の名簿に名前が載っても、

そんなことはどうでもいいなと思った。

実際にやったら面倒なことになるだろうし、

そんなことに関わっている暇はないからしないけど。


心という状態が行為、行動という目に見える形になるけど、

形だけ見ても、心はわからない。

自民党の後援会の名簿に名前が載ってるひとの一人一人が、

それについてどんな気持ちでいるのかなんてわからない。

本気で応援してる人もあるだろうし、

いろんな都合でそうしている人もあるだろ。


そのチラシを持ってきた近所の人は、

私がにっこり笑って受け取ったので、

後援会に入る意志があると観たかもしれないし、

近所付き合いの為に書きたくなくても書くんだろうと思ったかもしれないし、

口先の返事だけで書かないだろうと思ったかもしれないし、

何を思ったか思わなかったか、

全く私にはわからないことだけど。

そんなこともどうでもいいとその時思った。


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