スムースな一日

　DMVまで、運転の実施試験の予約に行きました。
　練習を兼ね、私の運転で、ハルさんが付いてきて下さいました。
　オンラインでは、うまくできず、直接行って聞いてみようと思っていましたが、聞くに至らず、簡単に予約ができました。
　予約がいっぱいで、テストは４月に受けることになりました。

　無事一つ目の用事を済ませ、こちらでの携帯電話について調べるため、携帯電話のお店を探しながら車を走らせました。
　探すとないもので、あちこち回った結果、ようやく見つけ、話を聞き、あとは自分の決定次第で加入できることが分かり、二つ目の用事もスムースに済ませることができました。
　お腹もすき、遅めのランチをとることにし、先日とは別の飲茶のお店に入りました。
　おいしくいただき、場所を変え、デザートにアイスクリームを食べました。
　今日も色々とハルさんにお世話になってしまいました。
　日本でも社会のことに全く無知な私にとって、こちらでは更に無知で、助けて頂けて、本当に有難いです。

　帰宅後、オンラインでのカードの手続きも思った以上に簡単にできました。
　昨日とは逆に、とてもスムースに事が進んだ一日となりました。

Ｗピンチ

　今日は雲がなく、青空がとてもきれいで、思わず空を見上げて、写真を撮ってしまいました。
　アパートの小さな桜の木も、寒さに負けず、順調に花を増やしているので、その経過を撮影しました。

　タウンスクエアのホールフーズに、運転の練習を兼ねて出かけました。
　駐車場で、お隣の車がラインに寄って停めていたので、私も少しずらして停めましたが、降りて見てみると、少しずらしすぎていたので、もう一度エンジンをかけようと鍵を挿すと、鍵が回らなくなりました。
　何度やってみても、動きませんでした。
　何をしていいのか分からず、とりあえず、メカニストの方に連絡をしようとしましたが、朝から送受信ができない状態になっていた携帯電話が、直っていないままで、かけることができませんでした。
　公衆電話の場所を聞きにお店に入りましたが、ないと言われ、事情を話すとお店の電話を使わせて下さいました。
　メカニストの方に電話をかけましたが、留守電になり、メッセージは残しましたが、私の携帯にかけて頂くこともできない状態で、どうにかしなければと頭を働かせ、ハルさんに連絡してみると、幸いにも電話に出て下さいました。
　ちょうど帰宅されたところだったハルさんに事情を話すと、すぐにホールフーズまで来て下さいました。
　車に入り、私が鍵の回らない状態を見せ、ハルさんが鍵を回してみると・・・エンジンがかかりました。
　“え～っ？？？”ずっこけそうになりました。
　ハンドルを少し動かし、鍵を回すとエンジンがかかるそうです。
　その後、メカニストの方からハルさんの携帯に連絡を頂き、“そのこと言ってなかったね・・・”とハンドルロックというシステムが作動することを聞きました。
　お騒がせしてしまい、ハルさんにはわざわざ足まで運んで頂いてしまい、本当に申し訳なく思いました。
　故障でなかったことが分かり、一安心し、お買い物を済ませ、無事に帰宅することができました。
　
　帰宅後、使えなかった携帯電話の方もＰＣで調べ、指示通りに電源を入れ直してみると、こちらも復活しました。
　のんびりした休日のはずでしたが、お騒がせの休日になってしまいました。
　とりあえず、Ｗピンチが解決したことだけは、安心できました。

ロスに？

　ここ数日少し寒くなっていますが、部屋から見える桜の木は少しずつ花を増やしています。
　アパートのオフィスから、オンラインで行った家賃の支払い方法の変更がうまくいかなかったと電話があり、出勤前にオフィスに寄りました。
　ややこしい話になると、理解してもらえるか心配でしたが、私のシンプルな英語をどうにか理解してもらうことができ、明日もう一度確認して下さることになりました。

　昨日“１２：３０～”を観に来て下さった仕事場の方には、“楽しませてもらった・・・”と、また声をかけて頂きました。
　私は普通にバトンの演技をしているだけで、スペンサーの演技力でおもしろい作品になっているのですが、そんな彼と笑わず淡々と演技する私のアンバランスさや絡みが笑いを誘うようです。

　仕事場から外に出ると、空気がとても冷たく、雪が混じったような雨が降っていました。
　帰り道、私の車にガソリンを入れてみたかったのですが、いきなり一人でするのが不安で、ダンについてきてもらいました。
　なぜか私のカードがうまく使えず、私のやり方が悪いのかと思いましたが、ダンがやってみても同じことになり、結局別のカードでは問題なくできました。
　何かよく分かりませんでしたが、彼がいてくれて助かりました。
　無事ガソリンを入れ終わり、別れる際、彼がもうすぐここを去り、ロサンゼルスで始まる“IRIS”という新しいショーに行くことを聞きました。
“えっ、ロスに？”あまりにも突然で、まさか、こんなに急にそのようなことになるとは思ってもなく、びっくりしました。
　少々手荒な彼ですが、心はとても優しく、仕事以外の部分でも、何かと頼り、たくさんお世話になっていたので、そんな彼がロスに行ってしまうことは本当に淋しいです。

　

“１２：３０～”２回目の出演

　今日は、ダイアナをさせて頂く日でした。
　２回目のショーのバトンの演技の最後の方で、ライトが突然暗くなり、薄暗いスポットだけが私に当たっている状態になりました。
　最後の技がまだ残っていたので、とにかく良く見て、最後まで演技しました。
　初めの方でこのような状態にならなかっただけ良かったです。

　そのショーにハルさんがお仕事のパートナーの方をお誘いして、観に来て下さいました。
　ご一緒にご覧下さった方も、とても感激したご様子で、喜んで下さっていました。

　ショーが終わり、大急ぎで着替え、メイク、髪のセットを済ませ、“１２：３０～”の会場に向かいました。
　もちろん、自分で車を運転して行くのは初めてで、昨日予習し、メモしておいた紙を確認し、車を走らせました。
　途中、スペンサーが心配して電話をかけてきてくれましたが、迷うことなく無事に到着できました。
　着いたのは１２時１５分ぐらい、すでにお客様がたくさん集まっていました。
　始まるまでの間にほんの少しステージに立ち、高さと広さを確認し、私の出番は最後の方だったので、他の出演者の方のパフォーマンスをちらちら覗きながら、ストレッチや手慣らしをし、出番を待ちました。
　何度見ても笑ってしまう楽しいパフォーマンス、そして先週とは別のパフォーマンスもあり、ついつい見てしまいました。
　笑いを誘うクラウンの皆さんは、ほとんどがアドリブだと思っていましたが、出番までの間、ウォームアップをする方、鏡で動きを確認する方・・・それぞれ、真剣に取り組んでいらっしゃる姿も裏で見せて頂きました。
　演技は、予定していたミスより少々多くなりましたが、スペンサーの対応とお互いのアドリブで、会場は沸き、お客様もとても楽しんでくださっていたようです。
　私も、演技中は笑わないよう我慢しながら、とても楽しませてもらいました。
　ＫＡのアーティストのゲイルやボビーが観に来てくれていて、私が出ることを知らなかったようで、びっくりしていましたが、スペンサーとの演技をとても楽しんでくれていました。
　ＫＡに引き続き、こちらのショーも観に来て下さったHal さんも喜んで下さっていました。
　ショーが終わり、会場のバーで、ショーにいらっしゃっていたお客様、そしてパフォーマーの皆さんにも良かったとたくさん声をかけて頂きました。
　このような楽しいショーに参加でき、私自身も楽しむことができ、とても嬉しいです。
　“いつでも予定が合えば出てね・・・”と言って頂きました。
　ぜひ、また参加させてもらえたらと思います。

プレジデントツアー

　ここ数日少し気温が下がり、咲き始めた桜も、残りのつぼみたちは、暖かくなるのを待っているようです。

　プレシデントツアーと呼ばれる、創始者であるギー・ラリベルテさんをはじめ、シルク・ドゥ・ソレイユの幹部の方が本部モントリーオールからいらっしゃり、昨年の事業報告や今年の計画などを説明して下さる年に１回のミーティングがあり、ラスベガスで行われているシルクの全てのショーで働いている人が集まりました。
　会場となったViva ELVIS の劇場へは、初めての場所に緊張しながらも、車で行くことにしました。

　劇場で、Viva ELVIS に出演されているダンサーのボビーさんに、久しぶりにお会いし、近況報告など色々なことを話しながら、始まるのを待ちました。
　ミーティングの内容は、なんとなくしか聞き取れませんでしたが、今年新しくオープンする３つのショーのイメージ映像や先日撮影された３Ｄ映画についても少しお話を聞き、とても楽しみになりました。

　思った以上に長く、ＭＧＭに入ることができたのは４時半過ぎになり、ほんの少しだけバトンの練習をしました。
　昨日短い時間に集中してたくさんスイングしたペンデュラムのトレーニングで足が、そしてピラティスで腹筋が筋肉痛になっていて、身体を動かすのが大変でした。
　ショーの間も空いた時間はできるだけストレッチをし、身体をほぐすようにしました。

　ダンと仕事場を出るのが一緒になったので、車の報告をし、パーキングで車を見てもらいました。
　彼には、家までの帰り道、本当にお世話になりました。
“今までどうもありがとう。また頼むことがあるかもしれないけど・・・”とお礼を言いました。