電話会社から電話がかかってくる期限のはずの昨日、案の定連絡がなく、今日起きて、こちらからまた電話をしてみると、アップグレードのキャンセル手続きが完了し、オンラインでの再注文もしくは再購入ができると言われたので、今日仕事の前にお店に行くことにしました。
平日の昼間で待ち時間もなく、すでに何にするかなども決まっていたので、30~40分ですべて完了・・・、2週間越しでようやく携帯のアップグレードが完了し、帰宅後早速すでに届いていた携帯ケースを着けましに。
まだ返金が完了していないので、完全にすっきりはしていませんが、ひび割れした画面が悪化する前に、新しいものに変えることができ、ほっとしました。
今日のショーの前に、ドレッシングルームのメンバーで、お互いの衣装を着合いっこしてみようと話していましたが、みんな忘れていて、時間がぎりぎりになってしまいました。
私は出番の始まりが遅く、時間があったので、私だけ着させてもらうことにしました。
ずっと着てみたかった乳母役の衣装・・・、ケルシーに順序を教えてもらい、彼女がドレッシングルームを出ている間に着て、自分の髪をおさげにし、スペアウーマンのメイクをしていたのでそれを隠すためにも彼女のサングラスをかけ、彼女が戻るのを待ちました。
戻ってきて、私の姿を見て大爆笑・・・、すぐに記念撮影をしました。
私の新しい携帯での初めての撮影は乳母役姿になりました。
彼女がワードローブに私を連れて行き、ワードローブのボスに“私の役が奪われた~!”と言い、私のまさかの乳母姿にここでも大爆笑されてしまいました。
ワードローブを出ると、たまたま用事で私達のドレッシングルームに来ていたアーティスティック・ディレクターに遭遇・・・、まさかここで彼女に出会うとは思っていませんでしたが、彼女も笑っていました。
念願の乳母役姿・・・、良い記念になりました。
ふとミュウが私の留守中何をしているのかが気になり、出勤前にiPadをセットして出かけていました。
8時間に渡るミュウの様子を帰って早送りしながら観てみると、ごそごそキョロキョロ、お昼寝、途中お水を飲み、手足をペロペロ、またキョロキョロ、お昼寝・・・、一度も鳴くこともなく、静かに待ってくれていました。
そんな姿を見て、一緒に過ごせる時間はできるだけそばにいたいと思いました。
もうすぐ新しくなるポスト&ビームスのシーンのリハーサルがありました。
今日は前回までのリハーサルとは別のトラックに入りました。
このトラックのアクトとしては今までやっていたものと同じロープを滑り降りるアクトとペンデュラムですが、合間にバケツの引き上げが加わり、意外にも重く、時間がタイトで、忙しくなりました。
このシーンは、観客の皆さんがまだまだ入場中でシアター内を歩かれている時に行われるので、今日のリハーサルでは、客席案内などをするゲートキーパーの皆さんも見学し、打ち合わせや実際に立ち位置なども確認されていました。
うまく進めば、あと2回ぐらいのリハールで実際にショーで行うそうです。
麻衣ちゃんとのお話を終え、帰宅した明け方、アーティスティック・ディレクターからメールで届いた1年間の勤務評価を確認しました。
演技や勤務態度については褒めて頂いている内容でしたが、筋力強化が必要だと書かれていました。
なんだか、筋力が足りず良く思われていないのかと思ってしまい、今日のコーチも交えての三者面談が、何を言われるのか少し不安と憂鬱な気分でした。
面談が始まると、早速筋力強化についてのお話になりましたが、普通にではできても、何かあった時の保護できるだけの余裕の部分が必要だということでした。
その内容のお話で終わりそうだったので、こちらから演技についても聞いてみましたが、そちらの方は良いと言って頂き、バトン以外のこともするだけに今後の課題は筋力強化のようです。
今後栄養バランスなども含め、筋力強化に取り組むという内容で話はまとまり、思っていたよりもマイナスな内容ではなくほっとしました。
今日の2回目のショーを元バトントワラーのお友達のあさみちゃんが観に来てくれました。
ペンデュラムのスタンバイをしながら客席を見ると、身体を乗り出して観ている姿が見え、私のペンデュラム、エピローグでは笑顔で手を振ってくれていました。
バックステージも案内し、とても喜んでもらえ、その後一緒に食事もすることにしました。
今までゆっくり話す機会もなかなかありませんでしたが、同い年の彼女とたくさん楽しくお話し、気が付けば朝の2時半になっていました。
こちらに来て、日本ではなかった機会をたくさん頂けていることは本当に有難いと改めて感じた二日間でした。
今日のショーはエンペラスからスタート・・・、エンペラスから始まるショーは出番と着替え、メイク替えのどれもが忙しくなり、バタバタとしてしまいます。
一昨日すでにお会いしている麻衣ちゃんが、2回目のショーを観に来てくれていました。
ショーの後のバックステージも、お仕事を兼ねてということで、ゆっくりじっくり、色々なお話をしながら案内しました。
その後、もう少し・・・、ということでお茶をしながらゆっくりお話することにしました。
日本とアメリカのエンターテインメントの違い、ニーズの違い、そして、バトンがもっともっとバトン以外の世界にも広がってほしいという思い・・・、話しても、話しても、話しきれないほど・・・、現役の頃、まったくお話したことがないとは思えないほどで、気が付けば朝の3時になっていました。
彼女のお話からたくさん学ぶこともでき、子供の頃からバトンと共に育ち、バトン界の一歩外からバトンを見ることができて初めて感じること、色々なことで共感することもありました。
そして、バトン界から一歩離れても、またお互い全く違う立場で活動していても、いつになってもどんな環境でも、長年生活の一部として時間を費やしてきたバトンへの想いは、やっぱりみんなあるのだと改めて思いました。
まさかこのような形で再会できるとは思ってもいなく、本当に素敵な、有意義な時間を頂くことができました。