ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

台北市へ

2016-10-31 | 日記

 朝9時半にチェックアウトだったので、それに合わせてお部屋を出ました。

  とても落ち着く、リラックスできるお部屋でした。

                                 

 一日もホテルの朝食を取っていませんでしたが、出発まで時間があったので、初めて朝食を頂くことにしました。

 洋食と中華のバフェで、たくさんは食べられませんでしたが、せっかくなので、ゴマまんとヤム芋まんを頂きました。

 お腹が減っていたら、どれもこれも試したかったです。

                                  

 後から台北に向かうサイモン、ヨーヨー、ミーナさん、そして午後の便で日本に帰られるパフォーマーの池田さんに見送って頂き、バスは台北に向かって出発しました。

                                           

 途中のサービスエリアで、軽食にパイ生地のおやつのようなものを買いました。

                                                     

 他のスタッフの方がするめのようなものをくださり、完全に遠足状態・・・、途中景色を見たり、うとうとしたり、5時間かけての移動でした。

                         

 無事台北市に到着・・・、バスを降りた瞬間、みんなが口をそろえて、「涼しい!」、高雄の暑さは全くありませんでした。

 高雄よりも都会で、日本のお店があったり、大きな劇場があったり、首都らしい景色になりました。

       

 後から来るサイモン達が到着するまで、サイモン宅で休憩しながら待ちました。

 サイモン宅では、猫のシンバとジャグリングがお出迎えしてくれました。

                                        

 サイモンとヨーヨーが到着し、食事に出かけました。

 連れて行ってくれた先は、私がリクエストした小龍包のお店・・・、いろんな種類をみんなで食べました。

                    

 サイモンの大好物という“マーラー臭豆腐”・・・、私は何でも美味しく食べられる方ですが、これだけは名前の通り、あまりの臭いに、息を止めて口に入れました。

 味はそんなに強くありませんが、食べた後の器からも臭い、思わず自分の目の前から離してしまいました。

 

 その後は観光客も多い、お店が並ぶ通りなど街を歩き、デザートに人気のかき氷をみんなでつつきました。

 氷が滑らかで、甘すぎず、とても美味しかったです。 

                                     

 

 スペイン出身のパフォーマーのゴンが、子供の頃『ドラえもん』を観ていて、食べてみたかったというどら焼きを、私は台湾産のグレープ・ビールをセブンイレブンで買って、サイモン宅に戻りました。

                                 

 昨日のパフォーマンスがあっての今日、更に今日は5時間のバス移動もあり、みんな疲れていましたが、美味しいものを頂き、街を見ることもでき、とても楽しい時間でした。

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GALA当日

2016-10-30 | 日記

 本番当日の今日もセブンイレブンに行き、今日はタケノコ入り肉まんとサラダを買いました。

                                    

 髪とメイクの下地までをホテルで済ませ、会場のある公園に向かいました。

 ドレッシングルームでメイクを仕上げ、リハーサル室でストレッチ~練習をし、本番前のステージ裏での集合時間に合わせて、ステージに向かいました。

 夕方になり多少気温が下がってきましたが、一昨日のリハーサルの時のような汗が出ないように、調整しながら、裏でアップしました。

 ジャグリングのパフォーマーは、バトン・トワラーと似たところがあり、物を扱う繊細な部分があるので、それぞれ集中してアップしているように見えました。

 とは言え、お互いにやっていることも気になり、フランスから来ていたジャグリング・ピンのパフォーマーの技を少し教えてもらったり、逆にバトンの技を説明したり、本番前とは言え、競技ではないので、そんな時間も楽しいものでした。

 

 私の出番は4番目で、前のパフォーマーの演技のお客様の歓声が聞こえる中、バトン・トワラーとしてバトンを見て頂くという責任感もあり、正直なところとても緊張していました。

 いざ、自分の出番になり、紹介の後音楽が流れ始め、ステージに出て行き、しばらくは自分が緊張していることを感じていました。

 踊り始めてしばらくして、お客様がとても見入ってくださっている空気、歓声、とても良い空気を感じ始めたのか、気が付くと自然な状態で気持ちよく演技している自分に変わっていました。

 演技が終わり、お客様の拍手と歓声に、“ここに来られて良かった!”、“ここでバトンを見て頂けて良かった!”、自分が今ここで演技できたことへの感謝や喜び、色々な感情が込み上げてきました。

 私より後のパフォーマーの演技は舞台の袖から見せてもらい、みんなでフィナーレ・・・、来るまで全く想像できなかった今回のステージですが、本当に素晴らしいものだったように感じました。

                                 

 終わった後も、たくさんの方に、嬉しいお言葉を頂き、バトンを見て頂けたこと、知って頂けたこと、予想以上の反響に私自身も本当に嬉しくなりました。

 

 本番前に夕食のお弁当はいただかなかったので、おつまみ代わりにと、気の利くミーナさんが、餃子ボックスがあることを教えてくれました。

 ホッとしたところで頂く餃子は、また格別に美味しく感じました。

                                 

 

 その後は関係者での打ち上げパーティーが会場横でありました。

 スタッフの皆さんも、ワークショップやジャグリング・バトル、ヤング・タレント・ステージなどに参加された方も、本当に心が熱く、親切で、素敵な方々でした。

                       

 ホテルに戻りしばらくすると、サイモンとヨーヨーがお土産に、フェスティバルのプログラムとバッグ、そして名前のハンコを部屋に届けてくれました。

 彼らの細やかな心遣いに本当に感謝です。

                                 

 餃子の残りと昼間に買っておいた豆花ゼリーを食べ、明日の朝ホテルを出るので荷物をまとめました。

                                  

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ジャグリング・バトル

2016-10-29 | 日記

 今日もセブンイレブンに行きました。

 何を食べようか悩んだ結果、日本にはない具の入っていないパン代わりの中華まんとサラダ、インスタントのビーフヌードルを夜食もしくはお土産にと買いました。

 レジの横にあった真っ黒のうずら卵もなんだかとても気になってしまい、1パック買うことにしました。

 帰り道にお茶屋さんでボバティーも買い、安さにびっくりしてしまいました。

 具のない中華まんは、クロワッサンのような形でカスタードの香りがし、ほのかに甘味があり、うずら卵は醤油や香辛料が染み込んだゆで卵・・・、お茶もどれも美味しくいただきました。

           

 今日の夜はジャグリング・バトルの審査が入っていて、夕方、昨日と同じようにタクシーで会場のある公園に向かい、リハーサル室で明日の演技の練習をし、夕食のお弁当をいただきました。

 今日はシーフードのスープにご飯を入れて食べる雑炊のようなものを選びました。

                                           

 ご飯を美味しくいただきながら、日本から来られていたパフォーマーの方や、ジャグリング雑誌の編集長、カメラマンの方と色々お話しました。

 8時にステージの裏に来るよう言われていたので、7時45分にグリーンルームを出るつもりでパフォーマーの池田洋介さんとお話していましたが、あまりにも話に夢中になってしまい、気が付くと7時55分、二人でダッシュでステージの裏に走っていきました。

 7時59分にギリギリ到着すると、ジャグリング・バトルの参加者の皆さんだけがいて、ステージの後ろの方で熱心にウォームアップをしていました。

 時間か場所を間違えたのかとドキッとしてしまいましたが、8時を過ぎてぽつぽつと一緒に審査をする他の海外からのパフォーマーが集まり始めました。

  審査の内容を全く聞いていなかったので、一体何をするのか、誰もが分かっていませんでしたが、実際に始まるのは8時半だったようで、それまでの間に説明がありました。

 トーナメント形式で、8人のGALAに出演する海外からのパフォーマーが審査員として、良かった方に手をあげ、決められない場合は手で×をするというものでした。

 私は人に甲乙をつけるのが苦手で、審査も嫌だと言っていましたが、気が付くと私も入っていたので、始まるまで嫌な緊張感がありました。

 いざ始まると、参加者の皆さんもお客さんもかなりの熱狂、参加者の皆さんはもちろん真剣ですが、途中で写真も撮ってしまえるような気楽なもので、皆さんの技術と情熱を間近で感じながら楽しませてもらいました。

 バトンと同じような技をする長いスタッフを回すパフォーマーもいました。

 優勝したのは、けん玉を使ったパフォーマーで、優勝賞品として、来年のEJC(ヨーロピアン・ジャグリング・コンベンション)のチケットと開催国ポーランドまでの航空券が贈られ、涙を流して喜んでいました。

 私達審査員もパフォーマーもお客さんも大興奮の、楽しいバトルでした。

            

 その後ホテルに戻り、明日の本番の準備をしました。 

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湿気が~!!!

2016-10-28 | 日記

 疲れすぎていたのか、神経が立っていたのか、何度も目が覚め、ぐっすり眠れずに起きました。

 

 今日の昼間は何時でも良いと言って頂いていたので、とりあえず、午後から会場の見学に行くことにしました。

 ホテルでタクシーを呼んでもらい、一人でタクシーに乗車・・・、「你好」(ニーハオ)と声をかけ、中国語がわかると思われて、中国語で話しかけられると困るので、簡単な英語を使いながら、ミーナさんに書いてもらった住所のメモを見せ、「謝謝!」とだけ中国語で言い、笑顔でお愛想しておきました。

 初めて使う台湾ドルで、料金の支払いにも時間がかかりましたが、無事到着しました。

 

 ミーナさんがグリーンルーム、ドレッシングルーム、リハーサルルーム、そして少し離れたところにある本番の会場、ステージ、ステージ裏を案内してくださいました。 

  とても充実したスペースでした。

 お手洗いだけが、たくさんありましたが別棟・・・、トイレットペーパーもなく、少し不便でしたが、公園なので仕方ないかと思いました。              

                                

 話では聞いていましたが、実際に見ると、奥行きもある広いステージ・・・、床の滑りや、天井の高さは、見た限りでは特に問題なさそうでした。

 それにしても蒸し暑い!!!

 台北から来たスタッフの方も、南に位置する高雄は予想以上に暑いと話していました。

 

 6時からのフランスのサーカスグループのショーを見学するまで、まだ時間があったので、一度ホテルに戻り、休憩することにしました。

 その間に、ホテルの近くにあると聞いたセブンイレブンに行くことにしました。

 ホテルの並びにはモスバーガーもありました。

                                          

 通り道には、お茶屋さん、市場と簡単に食べられる屋台などがあり、台湾らしい光景・・・、原付バイクがあまりにも多く、更に信号を守っているのか無視しているのか良く分からない状態で、キョロキョロしながら、歩きました。

         

 セブンイレブンには、日本にない台湾ならではの商品もたくさんあり、思わず、うろうろ・・・、買ったのはゴマ豆乳だけでしたが、「明日はあれを・・・」とチェックしてしまいました。

                                                    

 

 もう一度会場に向かい、たくさんの種類のお弁当が並んだ中から、私はタイ風のお弁当を頂きました。

                             

 お弁当を頂きながら、6時からのショー、そしてその後のGALAⅠを、明後日の自分と重ねながら見学しました。

                           

 大きなステージに、たくさんのお客様・・・、後ろの方まではかなりの距離がありますが、左右のモニターにはアップで映される・・・、どちらにも対応できる演技にしなければと思いました。

 他のパフォーマーの方は、昨日にドレス・リハーサルをしていましたが、私はまだ到着できていなかったので、今日のすべてのショーが終わった後、10時半からリハーサルをさせて頂きました。

 1回目の通しで、少し照明の位置が気になり、修正して頂き、その確認のために軽く動きました。

 その時点ですでに汗が噴き出て、身体もバトンもヌルヌル・・・、念のためもう一度通しをしましたが、やればやるほど汗が噴き出て、どうしようもなくなってしまいました。

 ラスベガスの乾燥した土地でエアコンががんがんかかった中の空気に身体が慣れてしまっていて、この暑さと湿度に身体もびっくりしたようで、衣装もびしょびしょになってしまいました。

 本番の日は、本番前に汗をかきすぎないよう、アップでの汗の調整も考えなければなりません。

 今日リハーサルさせて頂けて、本当に良かったです。

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台湾へ

2016-10-26 | 日記

 台湾で開催される、政府もサポートする芸術フェスティバルに招待頂き、参加させて頂くことになっていました。

 最初にお話を頂いたのは2月のこと・・・、以前『KA』に出演していたサイモンから連絡をもらいました。

 会社にも快諾頂き、詳しいことが分かったような、分からないような、どうなるのかギリギリまで分からない部分もたくさんありましたが、無事に出発することができました。

 ラスベガスの空港では、ちょうど日本に帰るところだったスイマーのひろみさん、ご主人のBeejay、息子のマイロくんに偶然会い、不思議な旅が始まりました。

                                       

         

 サンフランシスコから香港への飛行機・・・、日本に帰る時と同じ出発地でもいつもとは雰囲気も違い、気分も違う・・・、搭乗ゲートにも見る限り日本人はいないようで、すでに完全にアウェイな気分でした。

 

 日本の上空を通り超え、13時間のフライトで、無事香港に到着・・・、大きな空港にキョロキョロしてしまいました。

 時間的には余裕がありましたが、今心身が疲れすぎてはいけないと思い、とりあえず、少し食べて、休憩しておくことにしました。

 せっかく食べるなら中華を食べたかったので、ダックを頂くことにしました。

 さすがアジア・・・、アメリカンサイズではなく、ちょうど良いサイズであっさりしていて、とても美味しかったです。

                              

 香港から台湾の高雄までは、ドラゴン・エアを使い、1時間半のフライトでしたが、この短いフライトの間に食事が出ました。

 メニューは中華丼のようなもので、機内食の割りには美味しいものでした。

 機内で配られた入国審査の書類に、ビザの種類と番号を記入する欄があり、私は何も取っていなかったので、フライト・アテンダントに聞くと、「取ってないの?普通オンラインで事前に取るけど・・・」と言われ、ドキ~ン・・・!

 出発前にインターネットで調べた際に、ビザの取得は必要ないと書いてあるのを見ましたが、ここで言われると、“私は台湾に入ることができるのか”と急に心配になってきました。

 それでも着陸前、高雄の街が見え始めると、これからここでどんなことが起こるのか、わくわくしてきました。

                                                                 

 無事高雄国際空港に到着したものの、入国審査の列に並びながら、キョロキョロ・・・、周りの人はパスポートと入国審査の用紙以外に確かにプリントアウトしたような紙を持っていました。

 “このまま入国できずに、どこかに連れて行かれてしまったらどうしよう”と、息が詰まりそうに緊張しながら入国審査官にパスポートと入国審査の書類を渡すと、指紋を取り、簡単に通過・・・、他の方は皆さん中国パスポートでの入国だったようです。

 預けていた荷物も無事にピックアップし、外に出ると、出発前から今回の事務手続きなどをメールでやりとりしていたミーナさんが迎えに来てくださっていて、お会いできた瞬間少しほっとしました。

 すでに夜中の12時を過ぎているにも関わらず、外は蒸し暑く、30度以上ありました。

 タクシーでホテルに着くと、ちょうどリハーサルを終えて戻ってきたサイモンと、ラスベガスにも何度か来ていた彼女のヨーヨーも戻ってきたところで、彼が『KA』にいた時以来の約5年ぶりの嬉しい再会ができました。

 時差の関係ですでに27日が終わり、28日の午前12時半・・・、30時間かけて、無事にたどり着くことができました。

 明日からが楽しみでもあり、不安でもあり・・・、でも、やっぱり楽しみなのかな・・・、そんな思いでベッドに入りました。

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