微妙なデビュー?

　先日習ったポスト＆ビームスのシーンでのバケツを引き上げる役を、今日はショーの中で、演技しながらエマについて見学しました。

　２回目のショーでは、エマが私の横についてくれた状態で、実際に私がバケツの引き上げなどの作業をする演技を行いました。
　４階ぐらいの高さまでのバケツの引き上げ作業を４回繰り返すと、思った以上にバケツが重く感じ、ロープを引く腕も少し疲れました。

　お客様に気付いてもらえるのか少々微妙な地味な役を、これをデビューと言ってよいのかも微妙な状態で行いました。

リサイクルパーカッション

　今日もとても爽やかで、窓から入る気持ちの良い風を感じながら、一日振り付けをしていました。
　
　夜、のんのんさんに、“リサイクルパーカッションのパフォーマンスが今からある・・・”とお誘い頂いたので、大急ぎで準備をし、ご一緒させて頂きました。
　ＭＧＭの中にあるクラブが会場で、中に入ると、捨てられた鍋、フライパン、バケツ、鉄製品などとドラムのスティックが一人ずつ渡されました。
　私は、工事に使うもののパーツのような、何かよく分からない大きな細長いものを手渡され、持った瞬間、手が黒くなってしまいました。
　４人のパフォーマーのうちの２人が、メインでリサイクルパーカッションを演奏、とても迫力がありました。
　途中、私達も手にしているものを叩きながら参加しました。
　終わると、音の大きさに耳が変になり、私の手は更に真っ黒で何も触れない状態になってしまっていましたが、楽しく、気分転換ができました。

　帰宅し、また振り付けの続きを開始しました。
　大分進みましたが、時間切れ・・・お仕事の日はなかなかできないので、また飛行機で行うことになりそうです。
　帰国の準備も、結局何もしませんでした。

鏡の扉

　今日は、秋の訪れを感じさせる、とても爽やかなお天気で、スーパーに出かける時も、それほど暑さを感じませんでした。
　久しぶりに銀行に行きました。
　スーパーの中に銀行が入っているので、とても便利です。
　たまにしか行かない銀行で、今日はいくつかの手続きや質問があり、少々ドキドキしていましたが、どうにか意図が伝わり、銀行員の方も親切に説明して下さいました。

　今日はなぜか突然ジャンクフードが食べたくなりました。
　こちらに来て１１ヶ月、マクドナルドに入ったのはこれが初めて・・・たまにはいいか～と帰り道に寄りました。

　帰宅後は、久しぶりに豚の角煮を作り、それからは、振付けを始めました。
　アパートのお部屋の洗濯機とクローゼットを隠す扉は、振り付けをするために用意されたような大きな鏡になっていて、とても役に立ちます。
　唯一の家具である小さなテーブルを端にずらし、久しぶりにレギュラーバトンを持って、お部屋で動きました。
　来週の帰国中だけでは間に合わないのが目に見えているので、とにかくできるだけ進めておこうと、ついつい夜中までやってしまいました。

目指せ０．５回

　ＰＣＡと呼ばれる体力テストがありました。
　年に２回行われますが、私にとっては２回目となり、何をするのかを先に理解していたので、前回よりも落ち着いていました。
　とは言え、筋力が突然強くなる訳ではなく、懸垂は０回でした。
　ただ、前回はぶら下がっている状態で終わりましたが、今回は腕を動かすことが出来、厳密に言えば１/４回・・・微々たる成長を個人的には感じました。
　懸垂のチェックを担当していたエイドリアンが、“バトンがあれだけできるんだから、筋肉の使い方が分からないだけで、それを理解すればできるようになるよ。”と、練習方法を教えてくれました。
　次回の目標は０．５回です。
　今日はＰＣＡが行われたせいか、アーティスト全体に少々お疲れ気味でした。
　私も身体全体に疲れを感じていました。

　帰宅後は、夕食を済ませ、レッスンしている体育館とスカイプを繋ぎ、気になるところを伝えました。

私の力は影響ないけど・・・

　ボートのシーンでは、アーティストみんなでボートを揺らしながら１周半回しますが、今日は回るスピードが遅く、曲がなくなりそうなところまでかかりました。
　シーンが終わり、原因をみなさんが話していました。
　“誰のせい？みんなのせいだよ・・・ありさ以外ね・・・”とマチュウがにこにこ笑いながら言いました。
　確かに私の力は、ボートにはほとんど影響のない状態なので原因にはならないのかもしれませんが、私としては、調整できる力があればと、役に立っていない自分を少々申し訳なく思いました。

　帰りは、ゲイルの新しい車で送ってもらいました。
　ミュージシャンのジュリーやルッシェルもゲイルの新車を停めている場所までやって来て、みんなでじっくり見学させてもらいました。
　ゲイルは、この車に日本語で“仔馬”と名前をつけたと、帰り道に話してくれました。
　色も形もかわいく、とっても素敵な車でした。