ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

もうレイル?

2010-06-30 | 日記
 コスチュームフィッティングがありました。
 森の衣装が3着同時に届いていて、すべて試着し、耳の位置や帽子をとめるスナップの位置などに印をつけてもらいました。
 
 その後、すぐにロングペンデュラムのトレーニング・・・コスチュームフィッティングに少し時間がかかり、ステージマネージメントに名前を呼び出されたので、走ってペンデュラムの場所まで行きましたが、リガーさんにも、慌てなくていいからと言ってもらい、気持と身体を落ち着かせ、切り替えて、トレーニングを始めました。
 まずは、昨日練習した到着時の体勢を復習しながらスイングし、それから、ポジションをとりながらスイングする練習をしました。
 初め、ポジションをとりながらスイングし、到着時の体勢になろうと身体を起こすと、“もうレイル?”・・・レイルが目の前にありました。
 想像していたよりも、スピードがありました。
 レイルをつかむ体勢が間に合わず、待機してくれているリガーさんも無理に引っ張ることなく、私はスタートしたレイルの方に戻って行きました。
 レイルに戻る勢いがなくなってしまっているので、リガーさんに引っ張り戻してもらいました。
 それからは、少し早めに到着時のレイルをつかむ体勢の準備をするようにしましたが、意識しすぎて、スイング時のポジションの時間が短くなってしまいます。
 時間的、距離的感覚を覚えていかなければなりません。

 ショーの途中、よく担当になるリガーのホセと話をしていて、帰りは車に自転車ごと乗せてくれることになりました。
 “いつでも言って!”と・・・皆さん、とても親切で、本当に有難いです。
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4人目の目撃者

2010-06-29 | 日記
 プロップスと呼ばれる小道具を作る部署の方に声をかけられました。
 “この間、警察にとめられてるのを見たよ・・・”
 またまた事情を話し、4人目の目撃者であることを伝えると、笑っていました。

 ロングペンデュラムのトレーニングは、前回よりもスタートまでに時間はかからず、すぐに出発できました。
 到着時、すでにデビューしているハウスペンデュラムとは異なり、足をレイルにかけながら、手でレイルをつかむのですが、その体勢に身体をもっていく感覚をつかむ練習をしました。
 どうしても自分の効き手、効き足でない方向にスイングする時に、なかなかその体勢になれず、考えました。
 コーチのマチュウとキャプテンのジェイソンが私一人に付いて、色々と考えながらアドバイスをしてくれました。
 前回より、進歩はしていると思います。
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初水浴び

2010-06-28 | 日記
 最高気温は41度・・・今日も暑い一日でした。
 日本への発送物を出しに出かけました。
 お店から出ると、日本で乗っている我が家の車と同じ車が駐車場に入ってきて、一瞬錯覚に陥りました。
 “違う、違う・・・私の車はこの自転車・・・”と自分に言い聞かせ、帰り道を走らせました。

 アパートのプールに入ることにしました。
 初泳ぎ・・・というか、初水浴び・・・しばらく水に入り、その後はプールサイドでしばらく身体を干しました。
 日本ではあり得なかった時間の使い方ですが、何も考えず、ただボ~っとすることも、なかなかいいものだと思いました。
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夕方は暑い

2010-06-27 | 日記
 今日中にしておかなければならないことがあり、一日がかりでとりかかりました。
 一区切りつき、スーパーに出かけた時間は夕方で、一番日差しがきつく、下から熱い空気が込み上げてくる最も暑い時間帯でした。
 スーパーに着き、暑かった~と思いながら自転車を停めようとしていると、近くに停まっていた車の中から、声が聞こえたような気がしました。
 顔を上げると、KAのアーティストのブラッヒムでした。
 彼は友達の買い物を待っていたようですが、“車が必要な時は言って・・・”と言ってくれました。
 帰り道は、下り坂ですが、ぬる~い風を受けながら自転車を走らせました。

 帰宅し、また、続きにとりかかりました。
 今日は暑い一日でした。
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アリソンとのお別れ

2010-06-26 | 日記
 ショーが始まる前、“何があったの?”とリガーさんに声をかけられました。
 てっきり、昨日の演技のことかと思い、話し始めようとすると、一昨日の帰り道の件でした。
 彼もまた、警察官と話をしている私の横を通り過ぎたようです。
 “警察がいると思って見たら、アリサだったから・・・でもアリサが笑ってたから大丈夫だと思ったけど”と・・・
 事情を説明すると、そんなことでとめられるなんて聞いたことがないと驚いていました。
 3人目の目撃者でした。

 今日は、アリソンの最後の日でした。
 ショーの途中に、今日は時間があったので、少し話をし、写真を一緒に撮りました。
 ショーとショーの間には、KAを去るメンバーに渡される色紙とともに、シルクドゥソレイユに入り1年になる記念の1year ジャケットが渡されました。
 私がこちらに来た時に、まだこちらに来て3カ月だと聞いたことを思い出しました。
 そして、彼女は私に、自分が習ったこと、そして自分が分からずに困ったことを一生懸命教えてくれました。
 ショーが終わり、最後のお別れに彼女のドレッシングルームに行き、感謝の気持ちを伝えると、涙があふれてきました。
 これから彼女が、愛するチャイニーズポールと共に、また素晴らしい生活が送れることを祈りながらお別れしました。
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