ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

運転禁止

2013-08-31 | 日記

 あまり眠れず、朝を迎えました。

 昨日痛かった首から背中は、筋肉痛のような痛みが背中の真ん中辺りまで広がっていました。

 

 フィジオのミランダに連絡をし、自分の状態を報告しました。

 頭を打ったこともあり、ミランダが脳担当のドクターとも相談し、念のため、今日明日は自宅で休むようにと言われました。

 車の運転は火曜日まで禁止・・・タクシーを利用するよう言われました。

 どこに行くのも、タクシーを利用しても良いとは言え、自分で車を運転できないことは、この街では本当に不便です。

 

 起きた時には首の後ろ部分だけだった筋肉痛のような痛みは、夜には首の横からリンパ辺りまで広がり、刺激させてしまったせいか、首から頭が熱くなってしまいました。

 

 今日は一日なんとなく、ぼ~っと過ごしました。

 

 今日も何人ものアーティストやテクニシャンから、電話やテキストをもらい、本当に感謝しました。

 いつも、いつも思いますが、温かい皆さんに囲まれ、本当に有難いと思います。

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やってしまった・・・

2013-08-30 | 日記

 1回目のショーのボートのシーンで、マストを登り、金製のプレートに片足を乗せた瞬間、足が滑り、落ちてしまいました。

 すぐに起きて、ポジションに行こうとしましたが、じっとするようボートに乗っているアーティスト達に止められ、ボートの上に寝転んだ状態のままいました。

 アーティスト達が、声をかけてくれていましたが、気が付くとアーティストはみんないなくなり、ステージ・マネイジメントのマンディが私に声をかけてきました。

 “すぐにフィジオが来るから・・・”と言われ、うなずきながらふと視線を上げると、客席が目に・・・ステージはすでに下がっていると思っていましたが、そのままの状態でストップしていました。

 その後場内アナウンスが耳に入りかけた時、フィジオのミランダが私の所に来て、“大丈夫?わかる?”と意識の確認、そしてフィジオのジャーミーもやってきて、その場で身体のチェックを受けました。

 私が意識もあり、大きな問題ではないことが分かり、ようやくステージは下がり、救急車の手配もストップされたようでした。

 なんだかよく分かりませんでしたが、大事になってしまったということだけは感じ、手伝ってもらいながら自分で起き上がり、フィジオに連れて行ってもらいました。

 

 フィジオで改めて、全身のチェック、神経のチェックなどを受け、大きな問題はありませんでしたが、打った背中にのしかかる首が徐々に重たく感じ、背中の筋肉が固くなっていくのを感じました。

 なんとなく頭はぼ~っとしていました。

 

 それよりも何よりも、ショーを一旦停めてしまったこと、そして、みんなに心配をかけてしまったことが気になっていました。

 フィジオからドレッシングルームに戻るまでの間に、私の歩いている姿を見てほっとしている様子のアーティストやテクニシャンの表情から、みんなの心境が身に沁みるように感じました。

 本当に申し訳ないと思いました。

 

 頭を打っているので、車の運転はしないよう言われ、ちょうど帰宅するところだったテクニシャンのトップのヤゴに、アパートまで送ってもらいました。

 

 帰宅後、何がどうなったのか、ぼ~っとしながらも考えました。

 最近お天気の悪い日が続き、ステージや装置、器具などが異常に高い湿度の影響で、ベタベタしたり、状態がかなり変わっていました。

 ボートのマストもベタベタし、靴が吸い付くようだったので、最後に金製のプレートに右足を乗せた時に、左足がいつもよりマストにくっつき、離れにくく、体重のバランスが下がり、乗り切らなかったプレートの端で滑ってしまったのかな・・・と思います。

 どちらにしても、自分の不注意・・・もう少し慎重に意識していれば起きなかったかもしれません。

 

 ショー自体に影響を与え、更に、今のこの時期に、メンバーがどれだけ神経質になっているかを十分に分かっている中、メンバーをそんな気持ちにさせてしまったことを本当に申し訳なく思います。

 

 帰宅後も、何人ものアーティストやテクニシャンから、メッセージをもらいました。

 温かい皆さんに、本当に感謝しました。

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音とライトの変更

2013-08-28 | 日記

 今日はショーの後にトレーニングが入っていました。 

 スレイヴ・ケイジの爆発の際のライトと音を変更するため、問題がないかの確認でした。

 今のヴァージョンになってから、効果音とライトが物足りず、カウンセラーズ・サンが目立たないな~と思っていたので、これで少しはお客様の目が彼に行くようになりそうです。

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『女性自身』

2013-08-26 | 日記

 8月27日発刊の週刊誌『女性自身』に、ラスベガスでパフォーマンスするアーティストが紹介され、私も掲載して頂きました。

 予想していた以上に、大きく載せて頂くことができ、とても嬉しいです。

 少しでも多くの方にご覧頂き、知って頂けたらと思います。           

                                                    

                                                    

 

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これがプロ・・・

2013-08-24 | 日記

 1回目のショーのウィール・オブ・デスで、サブーがウィールから落ちてしまいました。

 うまくネットに落ち、問題はありませんでしたが、ちょうど次のスタンバイのため、下から眺めていた私は、一瞬息が止まり、身体が震えました。

 周りにいたアーティストやテクニシャンも一瞬ドキッとしたようですが、すぐにネットの上で起き上がった彼の姿をみて、みんなほっとしていました。

 もうこれ以上、同じようなことは起きてほしくない・・・私の心の中はそんな気持ちでいっぱいになり、セレモニーからエピローグ、ショーが終わっても、少し動揺してしまっていました。

 

 2回目のショー、サブーは交代するのかと思っていましたが、ショーに入り、いつも通りのアクトを行っていました。

 いつも以上に見守るようにみんな観ていましたが、アクトが終わり、ほっとし、彼にみんな拍手しました。

 50歳を超えるベテランの彼・・・何もなかった様に2回目のショーをこなす彼の姿を、“これがプロなんだ・・・”と、私は下から見つめました。

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