今週は全キャラクターをすることになり、大量のメイクブラシを洗いました。
ショーは比較的楽な内容でした。
エピローグで一緒になったサスーンとエマもどうやら楽な内容だったらしく、今日はいったい誰がたくさん働いてるのかと、笑いました。
今週一週間は春休みということで、たくさんの家族連れの方がショーを観に来られ、賑やかな一週間でした。
６日目・・・思っていたよりも今日の段階では疲れは感じませんでしたが、明日一日のお休み明けの来週に疲れが来るのも分かっているので、明日はゆっくり過ごそうと思います。
変な夢
2013-03-30 | 日記
今日は変な夢を見ました。
KAのシアターの何倍もある大きなシアターで、なぜか私はスペア・スロアーをするという設定・・・更にお客様からは丸見えの客席に座り、ばれないようにと隠れて待機していました。
なぜかステージ上で行われているのはバトンのイベントで、進行状況が悪く、予定時間を過ぎたからと途中で中断・・・突然インターミッションになってしまいました。
客席で隠れている私の周りのお客様はお手洗いや飲み物を買いに立ち始め、同じ客席にいる私は、一緒にいるアーティストと、なぜか顔を隠し、突き出ている矢が見えるからと更に低い体勢になり、もちろん丸見えですが、必死に隠れ続けていました。
そのディレクターは母・・・訳の分からない夢を見て目が覚めました。
今日待ちに待ったリサイタルのＤＶＤ、そしてメールでたくさんの写真も届きました。
帰宅後早速鑑賞・・・自分の演技に不満を感じながらも、メンバーの楽しそうに演技する姿を見ることができ、心が温かくなりました。
出勤前、ステージ・マネージメントのジェニファーから電話がありました。
“今日もエンペラスするからね・・・”
“ん？え～っと・・・あの～、今日は私・・・”と言いかけると、彼女は、今日私がダイアナをする日であることに気が付きました。
“今日は無理だったわね～・・・でも、電話、忘れなかったわよ～”と彼女はそれをアピールして電話を切りました。
確かに、エンペラスをする日に連絡がもらえないよりも、できない日でも連絡をもらえた方がよっぽどいいかな・・・と思いました。
１回目のショーを観ていたアーティスティック・ディレクターに演技と音とのタイミングの調整のアドバイスを頂き、２回目のショーで意識してやってみました。
珍しく２回目のショーも観てチェックしてたようで、すぐにＯＫを頂くことができ、ほっとしました。
昨日ミーティングが入ったため、今日になったバトンの練習を終え、いつものように、スペア・ウーマンのメイクをほぼ終えた６時・・・ズラがアウトだというアナウンスが耳に入ってきました。
“ん？エンペラスは誰？”
もう一人のエンペラスのバックアップであるマリ・レンに確認に行くと、彼女も連絡はもらっていないとのことで、すぐにステージ・マネージメントに確認すると、私がエンペラス・・・“ガ～ン”・・・また早い時間に連絡するのを忘れたとのことでした。
今回が初めてでないことをみんな知っているので、同情と共に私以上に文句を言ってくれていました。
仕方がないので、前回と同じく、スペアウーマンのメイクを落とし、手順の紙を取ろうと慌てて屈んだ瞬間ゴツン・・・棚の角でおでこを打ちました。
痛いと言っている暇もなく、メイクを開始し、鏡を見ていると、おでこの真ん中がぽこっと・・・小さなたんこぶになってしまいました。
二つ目の“ガ～ン”でした。
また新記録のスピードでメイクを終え、どうにか間に合わすことが出来ました。
衣装に着替え、ヘッドピースをつけると、ちょうどたんこぶになった部分が当たり、更に帽子でその部分を圧迫され・・・他の衣装に着替えてもすべて当たる位置・・・三つ目の“ガ～ン”でした。
２回目のショーで、ドラムズ・オブ・ワーのポジションに行き、準備を仕掛け、何か変な感じがし、少し考えていると、別のアーティストがやってきました。
四つ目の“ガ～ン”・・・私は、今日は逆側のドラム・・・１回目のショーで一度したにも関わらず、森のペンデュラムから行きやすい方に無意識に来てしまい、２階分降りた梯子をまた昇り、ダッシュで逆側へ・・・十分間に合いましたが、最後に更にと言った感じでした。
こういう日は重なります。
今週は水曜日の今日、タピ・ルージュがあり、その前にフル・カンパニーミーティングもありました。
内容は伝えられていませんでしたが、みんな把握していたので、始まる前からトレーニングルームには重い空気が流れていました。
内容は予想通りのもの・・・とても残念なお話でした。
引き続き、アーティストだけがトレーニングルームに残り、タピ・ルージュになり、詳細などを聞きました。
タピ・ルージュの最後、一人のアーティストが、“そのうちの一人は僕だから、みんなは心配しなくていい・・・”重たい空気の中、涙ぐみながらも潔くそう言った彼の表情が目に焼き付いています。
その瞬間、たくさんのアーティスト、そして、私も涙が溢れてきました。
私たちにはどうすることもできない会社の決断・・・ただ受け入れることしかできません。
一日重い空気に包まれていましたが、それでもショーは進んでいきます。
ステージ上では、みんなが切り替えて演技している・・・そう感じました。
