ミュウ代行も準備完了

　コーティングが剥がれてきていたフルートの交換に行きました。
　プロップスの方に少し前に新しいものに交換したところだと、説明すると、今までの素材を作らなくなり、新しく今試作中とのことでした。
とりあえず、別のフルートに交換してもらいました。

　日本への出発前は、やはりバタバタ・・・パッキングは今日の出勤前に済ませておいたので、あとは最終の荷物まとめをして出発です。
昨日もらったミュウミュウ人形も すでにバッグから顔を覗かせています。

ミュウミュウ人形

　ショーが始まる前、ウィッグをつけてもらいに行くと、ウィッグの担当のトーマスの机の上に、かわいいピンクのプードルのぬいぐるみが置いてありました。
　思わず“かわい～！”となでながら、どこで買うことができるのかなどを真剣に聞いてしまいました。
　彼は、ワードローブのミーナにもらったようですが、お店を教えてくれました。
　その後、お手洗いでミーナに会うと、“アリサ～、机の上を見て～”と言われ、ドレッシングルームに戻ると、机の上にさっき見ていたピンクの犬のぬいぐるみ・・・ミーナは、私がトーマスと話しているのを聞いていたようで、私のあまりにも気に入っている様子を見て、私にもそのぬいぐるみをくれました。
　とてもハッピーになりました。
　今回日本に一緒に帰れないミュウの代わりに、この子を連れて帰ろうと決めました。
　もちろん名前は、ミュウミュウです。

　先日交換したフルートは、ベタベタ感は少しなくなりつつありましたが、交換したばかりにも関わらず、２本のうちの１本のコーティングがどんどん剥がれてきていました。
　今日はダイアナをさせて頂く日だったので、とりあえず、
そのまま使うことにしましたが、すぐに交換した方が良い状態でした。
とりあえず、明日プロップスに持って行かなければなりません。

　ショーの後、シェリとジェイソンと日本食のレストランに行きました。
　オーナーの方も良く知っていると言うことで、色々とサービスもして頂き、一緒にお話しながら、楽しくお食事しました。
　日本では今は食べられなくなった生レバーも食べることができ、他のお料理もおいしく、大満足でした。

やっぱり元祖Puppyちゃんも好き

　今日は出勤までに少し時間があったので、ミュウとおもちゃでたくさん遊び、細々とした雑用を済ませました。
　ミュウはやっぱり元祖Puppyちゃんも大好きなようで、New Puppyちゃんの後に持ってきて、キュッキュッと鳴らして遊んでいました。
　何度か修理しましたが、少しボロボロになり、また中の綿も出てきたので、そろそろ寿命かと思っていましたが、ミュウの遊ぶ姿を見ると、やっぱり捨てることができず、また洗濯し、破れてきた部分を縫いました。
　その様子をじぃ～っとお座り、伏せをしながら眺めていたミュウは、修理が終わり、渡すと、嬉しそうにまたくわえて振り回し、キュッキュと鳴らし始めました。
　同じものが見つかるまでは、Puppyちゃんもおいておくことにします。

矢の細工

　ショーの途中、いつも同じタイミングで話をする機会のあるテクニシャンのエリックがアーチャーズ・デンでお父さん役が打つ矢を手にしていました。
　矢の先に付ける火の部分の調子が良くないということでした。
　矢の先に付けた火は、矢を打ち、飛んで行く際にはすでに消える仕組みになっているそうで、その部分のスポンジが弱くなり、打つ前にすでに消えてしまうので、２回目のショーでは新しいものに交換するとのことでした。
　そのような細工がなされていることを初めて知り、びっくりしました。
　たくさんの方の手により、一つの大きなショーができていることを改めて感じました。

New Puppyちゃん

　昨日お会いしたラヌーバに出演されている日本人アーティストの方と奥様がショーを観に来られました。
　ショーの後、お会いすると、スペア・スロアーをしている私も見つけられたとか・・・昨日初めてお会いしただけで、スペア・ウーマンの私を見つけられたお二人にびっくりしてしまいました。

　ミュウのお気に入りの子犬の人形のおもちゃがボロボロになってきていたので、先日、新しいおもちゃを買っていました。
　形は違いますが、同じ子犬の人形で、これを今までと同じように“Puppyちゃん”と呼ぼうと思っていましたが、やはり、お気に入りの今までのものも、同じものが見つかるまでは置いておこうと思い、新しい方を別の名前で呼ぶことにしました。
　ミュウはおもちゃの名前が理解できるので、混乱しないよう、新しい方を“New Puppyちゃん”と命名しました。
　ミュウはNew Puppyちゃんも気に入ってくれ、早速振り回して遊び始めました。