バブルガム味？グレープ味？

　いつもより早起きして、ミュウをグルーミングと予防接種に連れて行き、預けている間に、念のため、足を診てもらいに病院に行きました。

　レントゲンも撮ってもらいましたが、骨には異常はなく、ぽこっと腫れた部分も血の固まりということで、とりあえず安心しました。

　ミュウを迎えに行く頃から、雲行きが怪しくなり、突然の強風・・・、ミュウをピックアップし、車を走り始めた瞬間雨が降り始め、雷と共に豪雨かと思えば、バチバチとものすごい音で雹が降り始めました。

　車の窓ガラスが割れそうな勢いで視界が悪くなり、何かあってはと思ったので、近くにあった駐車場でしばらく待つことにしました。

　１時間近く待機し、少し落ち着いてきたので、ようやく車を走らせ、帰宅しました。

 

　帰宅後しばらくし、ミュウを見ると、目の周りが赤くなってきていました。

　以前にも一度あったので、予防接種の副作用だとすぐに分かり、とりあえず獣医さんに電話しました。

　子供用のアレルギーの薬を少量飲ませるよう言われ、慌ててドラッグストアに行きました。

　店頭に並んだ子供用の薬のフレーバーが、バブルガム味とグレープ味・・・、「さすがアメリカ！」と慌てながらも思ってしまいました。

　以前ぶどうで大騒動になったので、グレープ味は良くないのか、バブルガム味は大丈夫なのか・・・、と訳が分からなかったので、もう一度獣医さんに電話し確認、バブルガム味を購入しました。

　獣医さんが閉まるまで４０分しかなかったので、とりあえず車の中ですぐに薬を飲ませ、そのまま様子を見ていました。

　２０分ぐらい経つと、ミュウの目の周りの腫れが徐々に治まり始め、薬が効いてきたようで、獣医さんにもそのまま様子を見るよう言われました。

　夜には微妙な赤みだけになり、ほっとしました。

転がったの?!

　昨日の足の腫れは少し凹み、横に広がり始めました。

　明日ダイアナのローテーションが入っていたので、パッドをしたままブーツが入るか、動きができるかを色々とやってみました。

　分厚いパッドではブーツに更に圧迫され、痛いことをフィジオに伝えると、色々と試してくれました。

　そこにちょうどやってきたコーチがアーティスティック・ディレクターにも話したようで、彼女もフィジオに来て、私の足を見てびっくり・・・、「無理しなくていいから・・・」と言う彼女の一言で、私の意思に委ね、あれこれと痛みの軽減を考えてくれていたフィジオも、「ボスが言ってるから・・・」と明日のローテーションのキャンセルを即決定してしまいました。

　

　その後、アーティスティック・ディレクターが昨日の映像を確認したようで、踏んだのではなく、私の足の上を後転するように転がったということがわかりました。

　どちらにしても、筋力のあるがっちりした男性アーティストの体重がかかった訳で、私の足がこうなっても仕方がない状況です。

 

痛っ!!!

　２回目のショーで、エンペラスで矢を刺されて倒れている際に、誰かに足を踏まれました。

　思わず「痛っ!!!」と日本語が口に出ました。

　痛かったなぁと思いながらそのまま、次のキューに行き、その後着替える時に自分の足を見てびっくり・・・、踏まれた際に、エンペラスの固いシューズが当たった部分が、テニスボールかソフトボールが足の中に入っているかのように腫れていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　さすがに痛いはずだと、とりあえずフィジオに見せに行き、走ったり、飛び降りたりするキューや足をつかみ合うキャッチのある森のペンデュラムを急遽抜いてもらいました。

　後から、一人のアーティストが、まず私の横に倒れていたエンペラーの足を踏み、その後私の足を踏んだということがわかりました。

 更に色々なアーティストの話を統合すると、どうも混乱のシーンの演技が少し遊びにエスカレートした結果だということもわかりました。

　飛んだ災難です。

 

　先週話す時間が足りなかったスペンサーと、ショーの後の時間に会いました。

　一緒に来た愛犬アーウィンとミュウは、相変わらず仲が良いのか悪いのか良くわかりませんでしたが、スペンサーの取り合いをしていました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　お互いに近況報告や今後のことなど、色々と話すことができました。

緑のシューズ

　年に一回ある勤務評価が先週水曜日にメールで届き、今日はアーティスティック・ディレクター、コーチとの面談がありました。

　今回は、課題や目標に加え、自分の役割についての考えなど、思っていた以上に色々な話ができ、気が付けば次のアーティストの時間になるまでの３０分間お話し、とても有意義な時間になりました。

 

　スティック・バグの際に、バグの大きな脚のパーツが緩くて、ただでさえ重たいパーツに加え、余分な力が必要で、何か解決方法がないかプロップスの方に相談していました。

　いつも履いているシューズより厚みのあるシューズを見つけてきてくださり、バグの脚の中で見えないにも関わらず、わざわざ緑色にペイントまでしてくれていました。

　お陰で、木を登って行く際も、今までよりかなり負担が軽減されました。

　このシューズはどのシューズよりも快適で、スティック・バグ以外の時も履きたくなってしまいます。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

PR イベント～お客様

　PRイベントは、本番前トレーニングルームで確認し作動した、色のLEDスタッフが演技中全くつかなくなり、念のため持って行っていたショー用のフルートに持ち替えるというハプニングがありました。

　長く重たいものから、短く軽いものに持ち替えた時に扱う感覚を失う現象が、全く準備されていない私の身体に置き、フルートを回すのに一苦労、更に演技がすべてアドリブになり考えながらで、私自身の演技としては全く納得のいかないものですっきりしませんが、観てくださっていたお客様はとても楽しんでくださっていた様子で、その後の写真撮影も喜んで頂き、PRイベントとして良いものになったと思います。

　初めてPRイベントに参加させて頂くことができ、とても良い経験にもなりました。

 

　PRイベントの後は、あっという間にショー、メイクの関係でダイアナのローテーションを入れて頂きました。　

　ちょうど仕事でNYから来ていたスペンサーがPRイベント、そして１回目のショーを観てくれ、久しぶりに少し話もできました。

 

　２回目のショーには、以前写真撮影でお世話になったデザイナー・スタイリストの方がNYから仕事で来られていて、ご覧くださいました。

　バックステージもとても喜んで頂けて良かったです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　忙しかった一週間・・・、最終日まで詰め詰めでしたが、とても充実していて、楽しい一週間でもありました。