フル活動の二日間

　『KA』のアーティストのサスーンとお別れすることになってから、昨日で１０年が経ちました。
　その頃にいたメンバーと一昨日のショーの後、バーに集まりました。
　今日は、サスーンが書いてくれたレシピを基に、キッシュを作ることにしました。
　「アリサはバトントワラーでありながら、アクロバットをしてる。私達にはバトンはできない。だから自信を持って！」・・・、私が『KA』に入って間もない頃、彼女がかけてくれた言葉を今でも鮮明に覚えています。

　　　　　　　　　　　　　　　

　ミュウのお散歩に出ると、お向かいの『Michael Jackson One』に出演する日本人アーティストのお友達夫婦に会いました。
　昨日もちょうど会い、人間が苦手な愛犬ロイくんが、私に少し慣れてきてくれたので、続けられたらと、ロイくんを連れて外に出てきてくれました。
　ミュウのことが大好きなロイくんは、ミュウがいることで安心するのか、今日も寄ってきてくれました。
　お家の中でも様子をみようと言うことになり、私も今日の用事はすべて終わっていたので、お邪魔させてもらうことにしました。
　以前は、ひたすら吠えられましたが、今日は落ち着き、部屋の中でも寄ってきてくれました。
　ミュウと並んでおやつを待ち、手をペロペロしてくれました。
　“これは進歩！”とみんなで大喜びしました。

　　　　　　　　　 　

 

　昨日も朝から夜までフル活動、今日も昼間に日本のバトンスクールの生徒の振付を考え、その後キッシュを作り、掃除・・・、いつもになく何種類ものことをし、あっという間に終わりましたが、楽しい週末になりました。

初エチオピア料理

　『KA』のエチオピア人アーティストに、ランチに誘ってもらいました。
　今日は朝からミュウのグルーミングが入っていたので、終わる時間次第で行くことができるかどうか分かりませんでしたが、いつもより早く終わり、ランチに参加できることになりました。
　メニューを見ても、何を頼めば良いのかわかりませんでしたが、色々なお料理をみんなでシェアすることになりました。
　揚げ物、そしてスパイスがたくさん使われたお肉や野菜をクレープのような皮で包んで、どれも手でいただきました。　

　　　　　　

　食後は、エチオピアのコーヒー・・・、注文してから豆を煎り、良い香りがお店の中に漂っていました。
　飲める状態になるまでに時間がかかりますが、お家でも作るそうで、出来上がるまでの時間は、家族との会話を楽しむそうです。
　
　美味しく楽しくいただきながら、みんなでたくさんお喋りし、エチオピアの文化や習慣も知ることができました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

成人式以来？？？

　数日前に、小学校の同級生のひっぺから、今日のショーを家族で観に来てくれると突然連絡をもらいました。
　私とは会えないと思い、報告のつもりだったようですが、当日までに上手く連絡を取り合うことができました。

　この日のショーでは、思っていた以上にひっぺファミリーの座っている席の頭上や近くでスイングするアクトが多く、森のシーンでは、ちょうどスイングの通り道で、花びらをたくさん降らすことができました。
　姿が見える度に客席から手を振ってくれ、花びらをかき集め、家族で楽しんでくれている様子が見えました。

　ショーの後、久しぶりに再会。
　小学生の子供たちが眠くないか心配でしたが、大興奮でバックステージも興味津々で見学してくれていました。
　子供たちの視点からの質問もとても楽しく、弟くんは私のことを“アリサ”と呼んでくれ大爆笑してしまいました。
　笑顔の絶えないハッピーな家族から、私も幸せをいっぱいもらえた気がします。
　ひっぺと私は久しぶりにお喋りしようということで、ご主人が子供たちをホテルに先に連れて帰ってくださることになっていましたが、その場から離れたくなさそうな子供たちの様子からも、喜んでもらえたことが伝わりました。

　喋り出したら止まらないことがわかっていたので、とりあえず、まずはミュウをピックアップしたいということで、2人でうちに向かい、結局そのまま部屋でお喋りしました。
　懐かしい思い出話や近況報告、笑いが絶えず、３時間ぐらいの間ひたすら話し続けました。
　数時間後にはヨセミテ公園へ向けて出発するということで、さすがにそろそろ・・・、となり、ホテルまで送りました。

　成人式以来の思いがけない再会、そして素敵なファミリーにも会うことができ、本当に嬉しい時間になりました。

　　　　　　　　　　　　　　

久しぶりにドッグパーク

　昨日はほとんど寝ずに、ロサンゼルスへの日帰りの旅をしたので、今日はゆっくりし、家から少し離れた公園に行くことにしました。
　初めて行く公園で、ゆったりと静かな場所だったので、ここならミュウも普段は興味のないドッグパークを多少楽しめるのではと試してみることにしました。
　小型犬専用のエリアで、すでに何匹かが遊んでいて、ミュウが入ると早速ご挨拶に来てくれました。
　ミュウもご挨拶はしますが、その後は他のわんちゃんと遊ぶことなく、周辺の匂いを嗅ぎ、なんとなくうろうろ・・・、しばらく放って様子を見ていると、私に寄ってきて、「まだ居るの？」と言いたげな顔で見つめてきました。

　　　　　　　　　　　　

　「帰る？」と聞くと、即座に入り口に向かっていきました。
　ゲートを出た瞬間、急いで階段を駆け上がり、道に出ると早足・・・、予想通り、ドッグパークで自由に遊ぶより、一緒に歩くお散歩の方が好きなようです。

　　　　　　　　　　　　　　　

日帰りLAの旅

　ショーの三連休の一日目に、ミュウと日帰りでロサンゼルスに行くことにしました。
　何度か行ったことはありますが、ショーやコンサートを観に行くことが目的で、その周辺を少し見るだけで終わっていたので、海を見に行きたいと思い計画しました。
　ミュウにとってはロサンゼルスも海も初めてでした。

　空港からプラヤ・デル・レイまでUberで行き、そこからビーチ沿いのトレイルをひたすら歩きました。
　ミュウは初めての潮の香り、砂の香りに興味津々でクンクンしながら嬉しそうに歩いていました。
　早朝で、ウォーキング、自転車、犬のお散歩・・・、たくさんの人とすれ違い、普段なかなか発することのない“Good morning!”という言葉で何度も挨拶をし、とても新鮮でした。

　　　　   　　　　　　

　

　1時間ほど歩いていると、マリナ・デル・レイにあるフィッシャーマンズ・ビレッジに到着しました。
　なんとなく海の方を眺めていると、お散歩している女性が、アシカがいると教えてくれました。
　静かに見ていると、ぐるぐる回りながら泳いだり、顔を出しているアシカを発見！
　目の前にいるアシカをしばらく眺めていました。
　朝が早くまだ周辺のお店は空いていませんでしたが、カフェだけが開いていました。
　お店の方が日本人のような気がし、声をかけてみると、神戸出身のオーナーさんで、まさかの関西弁でお喋りすることができました。
　携帯の充電までさせて頂き、本当に感謝です。

　　　　　　　　

　

　自分もコーヒーでチャージできたところで、北に向かい、また歩き出しました。
　以前『KA』にいて日本でも一緒にパフォーマンスをしたお友達のスペンサーとランチをすることにしていて、頃合いのところでピックアップしてくれるということで、４５分ほど歩いた場所で５年ぶりぐらいの再会。
　愛犬アーウィンも連れてきてくれていました。
　12年前、ミュウに出会い、お家に連れて帰る時に手伝ってくれたのは彼で、彼がアーウィンを連れて帰る時に私もお手伝いしました。
　アーウィンとミュウもみんなお互いを知っていて、とても嬉しい再会になりました。
　マリブにあるシーフードのお店で、フィッシュ＆チップスをテイクアウトし、近くの高級住宅街にある海の見える高台のベンチでいただきました。
　世界中を飛び回っている彼とタイミングよく会うことができ、車内も含め、近況報告など、久しぶりに色々な話ができ、本当に良かったです。

　　　　　　　

 

　ベニス運河の近くで降ろしてもらい、周辺を散策しました。
　実際に人が住んでいる、とても可愛いお家が並んでいました。

　　　　　　　　　　

　

　そこからおしゃれなお店が並ぶ通りを覗きながら通り抜け、ベニス・ビーチに向かいました。
　話で聞いていたとおり、人も多く、お土産物屋さんもあり、観光地的なビーチでした。
　海を背景にミュウの写真撮影をしていると、通り過ぎる人にも声を掛けられ、撮影までされました。
　気温が低く、曇っていて、強風・・・、ミュウは終始ブルブル震えながらの撮影でしたが、今回したかったことの一つが達成できました。　

　　　　　　　　　

　

　帰りの飛行機までにはまだまだ時間があったので、早朝に行った落ちついた雰囲気のマリナ・デル・レイ～プラヤ・デル・レイに、もう一度戻ることにしました。
　朝よりも晴れ、夕暮れ前で太陽が反射し、とても綺麗で更に広さを感じました。
　空港に向かうまでの時間、しばらく眺めていました。

　　　　　　　　　　　

　

　最終便でラスベガスに戻り、一日の行程は終了。
　携帯の万歩計を見ると、今日一日で２万６０００歩以上歩いていてびっくりしましたが、とても充実した、楽しい一日になりました。