ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

突然のエンペラスデビュー

2010-12-28 | 日記
 トレーニングルームでバトンの手慣らしをしていると、ステージマネイジメントからの呼び出しがあり、今日エンペラスをすると言われました。
 今週デビューするかもしれないとは聞いていましたが、まさか週明けの今日になるとは思ってもいなかったので、復習も何もしていませんでした。
 すでに4時前・・・今日はタピルージュもあるので、バトンの練習は中断し、急いでメイクを始めました。
 腹筋・背筋のクラスもパスさせてもらい、作ってもらったステップ・バイ・ステップでメイクの手順を見ながら、仕上げました。
 先週のリハーサル以来で、流れもあやふやだったので、ショーのDVDを見て確認、エンペラー役のマークエントワもショーの前に流れを一緒に確認してくれました。
 
 ショーが始まり、とりあえず、エンペラーの誘導のもと、皇后らしく演技しました。
 矢が刺さり、倒れる時に、大きな帽子が頭から落ちてしまいました。
 倒れる時なので、特に問題はありませんでしたが、以前、ズラが倒れる時に片手で帽子を抑えていると教えてくれたことを忘れていました。
 ズラにそのことを話すと、帽子は高価だから、傷めないように抑えるようワードローブから言われたとのことでした。
 “私達より、帽子の方が大切なの???”と二人で笑ってしまいました。
 2回目のショーは、要領も分かり、1回目のショーよりも全体にスムースに出来ました。
 
 エンペラスのポジションからは、観客席、アーティストの演技など、すべてを眺めることができます。
 他の役をしていると、モニターで時々見れただけのシーンに実際に自分も入り込み、また別の角度からショーの一部分を見ることもできました。
 突然のデビューに時間的にも、気持ち的にもバタバタしてしまいましたが、新たな発見もでき、とても楽しいものでした。
 
コメント
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