ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

シンプルなだけに・・・

2010-12-22 | 日記
 アパートを出ると、日本の空気を感じました。
 毎日続く雨で、日本の梅雨を思い出しました。

 今日はエンペラスのリハーサルが入っていて、まず、トレーニングルームで流れと、矢が刺さった時の倒れ方を教えてもらい、そのあと、衣装に着替え、ステージでのリハーサルがありました。
 リハーサルは、近々デビューするアーティストがたくさんいたため、ショーの初めのパージェントと呼ばれるシーンからボートのシーンまで、一機に照明付きで行われました。
 新しくエンペラー役になるマークエントワと、タイミングが分からず、“今かな?”とお互いにぶつぶつ言いながら、不安げに立ったり、座ったり、歩いたりしました。
 矢が刺さったように、自分でひもを引っ張り倒れる部分は、スムースにできました。
 タイミングは音楽だけでなく、他のアーティストの動きを見て動くことになり、演技がシンプルなだけに逆に難しく感じました。
 彼は今日デビューし、ズラがエンペラス役で慣れた頃に、私はデビューできるので、安心しました。
 衣装の帽子は大きく、重みもあり、ずれないように頭にしっかりと固定されていました。
 長時間のリハーサル中、ずっとかぶっていたので、頭が絞めつけられ、頭が痛く、首も疲れてしまいました。

 ドレッシングルームの衣装用のクローゼットは、エンペラスの衣装が加わり、詰め詰めで、一つの衣装をかけ外しする度に、他の衣装も落ちてしまったり、もうスペースに限界を感じていましたが、見かねたワードローブの人が、エンペラスの衣装やシューズを他の場所で保管してくれることになりました。

 身体をたくさん使った訳ではありませんでしたが、思った以上に疲れた一日になりました。
コメント
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