Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

横岳日帰りツアー

2019年07月29日 | 
7/28(日)は、日帰りで横岳に行ってきました。
8月に穂高縦走ツアーが迫っている山友Y子さん。
不安解消のため、標高1,000mを1日で登るツアーを宮下ガイドにお願いしたそうで、一緒にいかが?と誘われました。
実はワタスも8月に宮下ガイドの白峰三山ツアーに申し込んでいたのです。
彼女とは、6年前のクラブツーリズム 女性だけの登山ツアーで、一度ご一緒しました。
その時登った硫黄岳山頂での1枚。左が宮下ガイドです。
2013年7月13日は、いいお天気でしたが、山頂は強風ですぐに下山したんだっけ。
そんな彼女が、今では個人ガイドもやっているのよ!とY子さんから聞き、すぐさまサイトをチェック。
すると、行きたかった間ノ岳に行く白峰三山ツアーがあり、さっそく申し込んだわけなんです。
ですが、直近の登山歴では山行が足りないと返事が来まして・・・。
ワタスも足慣らしと6年ぶりの顔合わせを兼ね、参加することにしたのでした。
集合場所はJR小淵沢駅。
改札口を出ると雰囲気がガラッと変わっていて、びっくり!
駅舎が2年前に改築され、すっかりオサレ~な駅に生まれ変わっていました。
きょうの参加者はワタスを入れて3名。
1時間弱、宮下ガイドの車で移動し、ここからスタートです!
別荘地の間を歩き、舗装道に出て、また登山道に入るをしばらく繰り返し。
杣添(そまぞえ)尾根へ入ります。
途中で広い道に出ると、大きな案内図がありました。
きょうのコースは点線で、目指す横岳は赤丸です。
点線が切れたところから、一気に急登になりますねぇー。
ここから本格的な登山道に入り、徐々に標高を上げていきます。
なんたって標高1,000mですからね。
赤い看板には「万歩計による中間点」と書いてあります。
しかし日曜日だというのに、他の登山者とまったく会わず。
というのも、横岳を日帰りで登る人がいるのか?っちゅーことですよね。
八ヶ岳の中でも人気の赤岳と硫黄岳に挟まれた横岳は、ついでに通る山で単体で登る人は珍しいと思うんです。
実際、下山する男性1名とすれ違っただけでしたから。
彼は白いコマクサを見るために登ったそうで、うれしそうに写真を見せてくれました。
ようやく樹林帯を抜けると、あららガスガス~。
やはりここから急になってきましたよ。
白いシャクナゲに癒されながら登っていくと、
三叉峰2,825mに着きました。
あとはトラバースするだけ。
おー、風も吹き出し、いつ降り出してもおかしくない天気になってきました。
ピンクのコマクサ、見っけ!
先程男性登山者から見せてもらった白いコマクサは、見つけられませんでした。
リンドウも可憐に咲いていました。
岩のそばに咲くのは風よけのためでしょうか?
ハシゴも出てきましたよ。
そしてついに横岳へ!
横岳なので、横になってみました。
標高2,829mとありますが、今年1月の現地測定で標高改訂。
1m高くなり、2,830mになったそうです。
誰もいない山頂で、ランチタイム。
持参したおにぎりを食べていると、ポツポツ・・・。
雨、キターーーーー!
急いでレインウエアを着込み、下山開始!
今来た道を下ります。
下っている途中、Y子さんがめまいがすると不調を訴え、こまめに小休止。
かなりの蒸し暑さでしたが、長袖を着ていても暑くないというのです。
宮下ガイドが水筒から熱いお茶を入れ、一息入れると落ち着き、調子を取り戻してきました。
よかったぁ~。
雨は一向に止まず、どんどん強い降りとなり、樹林帯に入って一安心。
しかーし、雨は登山道に流れ込み、ぐちょぐちょの中を下ります。
あー、シューズもドロドロだぁ・・・。
歩いて歩いて、ようやく宮下ガイドの車にたどり着いた時は、既に5時を回っていました。
やはり1日で1,000m標高を上げるというのは、大変なんだなぁ~と改めて思いました。
その後「スパティオ小淵沢」内の「延命の湯」でサッパリし、JR小淵沢駅まで送ってもらいました。
さあ中3日で、今度は白峰三山ツアーです。
次回は3泊4日の大縦走。
きょうはいい練習になりました。
あとはお天気に恵まれることを祈って!