「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

至福の釣り

2010年10月12日 | 釣行記

どんな大物が釣れるより、新参者と出会うのがもっとも嬉しい。
先週・今週と立て続けだが、先週の場合はちょっと不気味だった。

今週は感動ものだ。釣り師匠のANさんが釣り上げた1匹。師匠も初めて見たという。私も魚名が出てこない魚は久しぶり。

名は「ムナテンベラ」という。

ササノハベラと形状は極めて似ているが写真のような色彩で、まあ特徴としては胸鰭根基の大きな黒点だ。灰色というのもカラフル系ベラ科の魚にしては地味。

ベラ科の魚だと言う事は判るので、調べるのは簡単で、そのグループの中で同じような特徴を持つ写真を探せば良いのだが、WEB魚図鑑を見ていたら、すべての投稿写真が奄美・沖縄付近のものだ。つまり南方系魚と言えるのだが、まあ珍しい部類だろう。

釣り歴も10数年になるし、釣れた魚は大抵意識して見ているので、この魚が個人的に初対面魚というのは間違いないのだが、なんとWEB魚図鑑の投稿には今年5月、喜界島に行ったユッケ君とsfcさんが同魚を釣上げていた。
まああの時は初見の魚があまりに多かったし、同じ釣り場でも散らばっていたから見てないのだろう。

こんな魚が釣れる釣りが個人的にはもっとも嬉しい。大満足・感激・最高。そんな感じ。

ちなみに今の時期は魚影も濃く、釣れるのは釣れる。昨日も定番魚のオヤビッチャにテンジクスズメダイ・小型のメジナ・ホシザヨリ・アカエソ・オオスジイシモチ・アオリイカ・シマアジなどなど、当然最後の2種は持ち帰り。

釣りは釣れて楽しく、そうでなきゃ不満にもなるが、とにかく沢山釣れて、その中に見た事もない魚が混じるのが至福。