「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

1人で釣りに行く

2009年02月15日 | 釣行記


珍しく1人での釣行。

私は基本的に1人で釣りに行くのが好きではない。以前も日記に書いたような気がするがいくつか理由がある。

○釣行往復の道のりが楽しくない。
○釣魚を自慢できない。
○身に危険が及んだときに助けがない。
○道具を忘れたときに借りることができない。
○写真撮影用の魚種を確保する確立が悪くなる。
○釣り棚など、釣れるパターンを聞くことができない。(浅いとか深いとか)

それでも今日は釣りたい欲が勝ってしまった。1人でもいい。釣りたい・・・
それは昨日からの欲で、夕方には餌を調達してしまったので行かないわけにはいかない。

そんなわけでいつもの大島の防波堤へ。

朝7時半に船が出るので、自宅は余裕めの5時半出発だ。約1時間半で船付場には到着するが30分程度の余裕がないとなにがあるか判らない。
早朝の1人の車の運転は眠気も出てくる。どうなることやらと言う感じ。

昨日、AN師匠に電話すると、腰が痛いので今日はキャンセルと言われてた。「じゃあ、1人で行ってきます!」と答えたら「タモはどうするの?」・・・忘れてた。2つ前の釣行でタモが無くなってたんだった。
そんなわけで、昨日は釣具店にてタモを購入。そして写真のバッカンもついでに購入した。実は昨年度、しばし釣りを休んでいた結果、バッカンは自家用車に積みっぱなしだったのだが、上層部のプラスチックが焼けてやぶけてしまっていた。餌を捲くのは問題ないけど、なんとも見苦しい状態だった。

釣具屋に行くのは好きで、どれを買うか迷うもんだが、たかがタモといえどもガマカツ製などは5~6万もする。当然そんなものは買えるはずもなく、また風で飛ばされることなどを思えば安物でよい。
だけど軽さ・丈夫さなど、やっぱり気になるので結局は安いグループの中間ほどのものを購入。
バッカンについては今使っている程度のものがいい・・・と、並べてある多くの品を手に取って、やっぱりダイワ製の製品を調達。これはちょっと拘りがあって、固パッカン嗜好。撒き餌を横壁で固めて遠くに飛ばしたりするのに都合が良い。
(購入したのが上の写真の品です)

勢い付いて、ついでにウキも購入。フカセ用のウキって、高くてなかなか手が出ないものが多いのだが、1000円程度のお手頃製品を買った。

さてはて釣りの話。

早速仕掛けを準備して、買ったばかりのウキもセット。
このウキは小型でちょっと丸いタイプ。低重心設計で、構想としては波に影響を受けず、小さいながらも自重があって、それなりに飛ばせるタイプ。

そしてこのウキはなかなか自分の思い通りに投入もできて心地よかった。

のだが・・・

釣り始めて30分程度。足元に大きな魚が数匹湧いてきた。ヒブダイだ。魚体の黄色い大きな魚。見た目で50Cm程度と思われる。
よし、こいつを釣っちゃろう。と足元を責めること数回。ウキがスッと引きこまれたので軽く合わせたら、ズシンと言う手応えで横に突っ走る。黄色い魚体が見えたのでヒブダイのようだが瞬殺された。テトラ方面に突っ込んでバチンと音がして終わり。道糸が切れた。
しかも購入したばかりのウキは飛ばされて行方不明。あっけなく1000円損出・・・

涙ながらに仕掛けを作り直して、再投入。
それから30分程度。ヒブダイは手に負えない事を知り、少し遠投してまっとうにメジナを狙う・・・が、またスッと引きこまれ、合わせたら、またも道糸が切れた。遠投していただけにウキも回収不可能。本日2個め。

こうなると、小さい魚でいいから・・・てな気分だが、今日は掛かると大物で、3回目はなんとか足元まで巻いてみたもののハリが外れ、そして4度めは何もできずに魚の動くままに竿をのされ、結局ハリス切れ。瀬にあたったようだ。これはウキは大丈夫だったけど。

昼になり、やっと1匹、先週写真で紹介した「ホシサヨリ」が釣れたが、その後は潮が風の影響で右に流れたり左にいったりで安定せず、やる気も失せて終了。
今日はPM2時半の定期船で帰る予定にしていた。

土曜日ならPM5時の船にするのだが、明日が月曜日だと思うと心理的にきつい。
2時半帰りだと思うと1時過ぎぐらいからは気分的には投げやりになる。というか最後の追い込みと言う感じなんだけど、正直釣れないだろうという気持ちのほうが強い。これが5時ならまだまだこれからって感じなのにね。

お陰で本日中にBLOG記載もできる余裕。5時だと疲れて無理。
今日は風呂に入った後に「ホシサヨリ」を刺身にして食べてみた。醤油に漬けると油がふわっと広がる。美味しい部類なのだが少し淡泊な感じで、塩焼とか一夜干しなどのほうが良いのかも知れない。
来週行ければ、この魚狙いにしてみよう。