企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

株価、いったいどこまで行くんでしょう

2008年10月10日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
冷静に見ていられないくらい、株価が落ちています。
下がる率だけを言えば、1年程度で半分にまで下がったわけで、1990年当時と変らないほどのスピードで株価が落ちています。まさに恐慌状態、底が見えません。

自分自身も、投資信託がすでに元本に比べて半分になってしまいました。金額は、恐ろしくてこんなところに書けません。大損していることは間違いないわけで、その損の中でどういう対応をするのか、考えなければならないわけです。
損切りするか、あきらめて保持するか。。まぁ、損切りして底値で買うってのが正しい判断なんでしょうが・・そういう行為が広がると、ますます株安になるわけで・・恐慌心理ですよね。

こんなに、株価が下がってきている環境で、基準割引率および基準貸付利率は、まだまだ世界と比べれば低いって言っていますが、お金を借りている人にとっては、正直つらいところですよね。(私も住宅ローンは、かなりあります)
住宅ローンの金利、もう少し下がりはしないか?とか思ってしまいます。諸外国との間で、相対的に金利差が埋まってきており、その中で円が買われている。円高が進んでいくと、輸出で稼いでいる企業は長期的には苦しくなるでしょう。
まずは、金利を下げ、経済の冷え込みを幾分でも緩和することが必要なんじゃないか?とか思います。

私には資産がないから、関係ない、という問題じゃないですよね。年金や保険にしても、株式などを組み込んでいるわけですから。401kとかで、積極運用型とか選んでいる人は、つらい事になる。

後になって、知らなかったでは済まされないですよ。こういうのは、知らずに使い込んでしまって、老後になって首が回らなくなっても、自己責任、で片付けられてしまいますから。
今度の選挙で、そうした経済・財政および年金について、議論を戦わせ、政権をしっかり選択しなければなりませんね。人口減少ということを考えると、将来的にムダになる公共投資とか、どんどんでてくるでしょうし。住宅にしても、人口が減るのだから、超優良物件以外は、下がって当然、となる。
将来の成長を前提とした政治ではない、別の舵取りが求められそうです。

連鎖的な倒産とか、起きてしまうと収拾がつかなくなってしまいます。そういう先行きが明確になるまでは・・ちょっと贅沢な買い物は徹底して控えていかざるを得ないですが・・。

そうして、皆が使わなくなると、さらに景気は冷え込みます。設備投資も、将来の需要に対して行うものですから、更新なども遅れてくるかもしれない。

誰かが、がっつり使わないといけないけれど、先行き考えると、使わないわなぁ。減税やっても、そもそも所得が少ないと、貯蓄に回すだけではないか、と思います。
将来の財政破綻(年金破綻)をどうにかしようとしたら、財政破綻&徳政令くらいまで覚悟して、ハイパーインフレへ誘導?とか?
預金封鎖、本当に現実味が出てきたのかもしれませんね。
コメント
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