名古屋から東京行きの新幹線のぞみ号に乗って、豊橋も通過しないタイミングで実家から電話があった。大阪の親戚が亡くなり、午後3時から大阪でお別れの会なんだそうで。老衰とのことだが、私にとってはタイミング悪く、どうにも動くことが適わない。これが近い縁者が交通事故とかなら、無理にでも近くの駅で下ろしてもらい、逆向きに乗るんだろうが・・。まずは、天寿全うに敬意を表し、冥福を祈ることになる。
そうそう、近鉄特急でリアル腐女子(たぶん)というのをはじめて見た。頭はボサボサ、酸っぱい臭い、手にはスーパーのビニールバッグを複数持ち、中にはチラシだかなんだかわからないものが詰め込まれ、着替え?らしき服が大量に。
今思えば、介護をしている人で、かなりハードな中、身支度も充分できずに特急に飛び乗ってきた、という人にも思えるが、都心の駅前の浮浪者と呼ばれる人に近い風貌と臭いに、かなり驚いてしまった。そんなの普通だよ、と言われるかもしれないが、出張族サラリーマンが、あまり目にかかることがないタイプの人種ではないか?
リーマン・ブラザーズの破綻、メリルのバンカメによる買収。今朝は新聞が休刊日で、とりあえず駅売りのASAHI SHIMBUN/Herald Tribuneを手にしたら、メリルやバンカメのことを詳しく書いてあった。リーマンについては、少し文量がすくなく、AIGもあわせての扱いのような感じ。
この影響がどう出てくるのか、株価はすごく落ちてきているけれど、日銀は1.5兆円の資金供給で金利は据置なんだそうで。
日本で過ごす多くの人にとっては、対岸の火事というか、なんのことやら分からない、って話なんだとは思うけれど、じわじわと影響が出てくるんじゃないだろうか?
ブランドがあるからと買ってきた銀行株も、いくらかの影響を受けるだろうし、消費の冷え込みは収まりそうにない。
かなり厳しい経済情勢になるんじゃないかな?底が見えないタイミングでの1.5兆円は、どういう風に活用されることやら。
といっても、素人が何を言ってもはじまらないのだけれどね。伊勢丹やシブヤ西武なんか、かなり影響受けるんじゃないだろうか?
今日の本、バカ社長論は、ありがちな話をあつめて、なにが問題かを論じた本。ことは単純ではないので、局面に応じて、正とも誤ともなるだろうけれど、総じて一般社員のモチベーションを落とすような行為が例示されている。
この本を根拠に、うちの社長(または管理職)はバカだと論じるのは、いささか危険もあるだろうけれど、社長や管理職の人が読んで、そういう風に見られることもあるんだ、という意味でリスク対策として勉強するにはよいと思う。
薄い。なのに、読み進むのがきびしい。一言一句しっかり読まなければ、すぐページの間を迷ってしまう。最小限の説明、たしかにじっくり読めば足りているのだけれど、「わかりやすさ」「読んで分かった気にさせる」タイプのビジネス書ばかり読んでいると、なかなか苦労する。
白い人は、「夜と霧」の世界を逆から見たような小説。もっとも出てくる舞台はより狭く、起きる事件も、あの戦争という舞台を考えると小さな小さな出来事に過ぎない。堅苦しい家庭に育った主人公が、神と宗教を前に、いろいろと悩んでいき・・。 なんだか、翻訳小説を読んでいるような感覚になったけれど、あえてそういう文体をとったのだろうかな?
黄色い人は、仁川(インチョンじゃなくて、阪急の仁川)のカトリック教会の周辺での出来事。神は誰もを赦す、なら、聖職者のルール違反も赦してよいのでは?というのは、日本ならではの考えなんだろうか? なんて思ってしまった。
仁川は、いちど散歩したことがあるが、豪邸が並ぶ町だったかと思う。プライドの高い人々が、住み、集っただろう教会で・・。神は信じるが、裏切られた神父は許さない・・、これは、日本の当時のカトリック共同体への皮肉であったのか?
どちらも、考えながら読まざるを得ない本。おかげで、ひとときの休息?を得ることができた。
そうそう、近鉄特急でリアル腐女子(たぶん)というのをはじめて見た。頭はボサボサ、酸っぱい臭い、手にはスーパーのビニールバッグを複数持ち、中にはチラシだかなんだかわからないものが詰め込まれ、着替え?らしき服が大量に。
今思えば、介護をしている人で、かなりハードな中、身支度も充分できずに特急に飛び乗ってきた、という人にも思えるが、都心の駅前の浮浪者と呼ばれる人に近い風貌と臭いに、かなり驚いてしまった。そんなの普通だよ、と言われるかもしれないが、出張族サラリーマンが、あまり目にかかることがないタイプの人種ではないか?
リーマン・ブラザーズの破綻、メリルのバンカメによる買収。今朝は新聞が休刊日で、とりあえず駅売りのASAHI SHIMBUN/Herald Tribuneを手にしたら、メリルやバンカメのことを詳しく書いてあった。リーマンについては、少し文量がすくなく、AIGもあわせての扱いのような感じ。
この影響がどう出てくるのか、株価はすごく落ちてきているけれど、日銀は1.5兆円の資金供給で金利は据置なんだそうで。
日本で過ごす多くの人にとっては、対岸の火事というか、なんのことやら分からない、って話なんだとは思うけれど、じわじわと影響が出てくるんじゃないだろうか?
ブランドがあるからと買ってきた銀行株も、いくらかの影響を受けるだろうし、消費の冷え込みは収まりそうにない。
かなり厳しい経済情勢になるんじゃないかな?底が見えないタイミングでの1.5兆円は、どういう風に活用されることやら。
といっても、素人が何を言ってもはじまらないのだけれどね。伊勢丹やシブヤ西武なんか、かなり影響受けるんじゃないだろうか?
今日の本、バカ社長論は、ありがちな話をあつめて、なにが問題かを論じた本。ことは単純ではないので、局面に応じて、正とも誤ともなるだろうけれど、総じて一般社員のモチベーションを落とすような行為が例示されている。
この本を根拠に、うちの社長(または管理職)はバカだと論じるのは、いささか危険もあるだろうけれど、社長や管理職の人が読んで、そういう風に見られることもあるんだ、という意味でリスク対策として勉強するにはよいと思う。
バカ社長論 (日経プレミアシリーズ 5) (日経プレミアシリーズ 5)山田 咲道日本経済新聞出版社このアイテムの詳細を見る |
薄い。なのに、読み進むのがきびしい。一言一句しっかり読まなければ、すぐページの間を迷ってしまう。最小限の説明、たしかにじっくり読めば足りているのだけれど、「わかりやすさ」「読んで分かった気にさせる」タイプのビジネス書ばかり読んでいると、なかなか苦労する。
白い人は、「夜と霧」の世界を逆から見たような小説。もっとも出てくる舞台はより狭く、起きる事件も、あの戦争という舞台を考えると小さな小さな出来事に過ぎない。堅苦しい家庭に育った主人公が、神と宗教を前に、いろいろと悩んでいき・・。 なんだか、翻訳小説を読んでいるような感覚になったけれど、あえてそういう文体をとったのだろうかな?
黄色い人は、仁川(インチョンじゃなくて、阪急の仁川)のカトリック教会の周辺での出来事。神は誰もを赦す、なら、聖職者のルール違反も赦してよいのでは?というのは、日本ならではの考えなんだろうか? なんて思ってしまった。
仁川は、いちど散歩したことがあるが、豪邸が並ぶ町だったかと思う。プライドの高い人々が、住み、集っただろう教会で・・。神は信じるが、裏切られた神父は許さない・・、これは、日本の当時のカトリック共同体への皮肉であったのか?
どちらも、考えながら読まざるを得ない本。おかげで、ひとときの休息?を得ることができた。
白い人 黄色い人 (講談社文芸文庫)遠藤 周作講談社このアイテムの詳細を見る |