ビジネスでそれなりに成功していると思われる人々の多くは、一時は、一般に考えるととてもハードな日々を過ごしたものだと思います。時間が足りなくてこまっている日々の中、どうやって定型的な作業時間を減らすか?ということを考えたことがあるのではないでしょうか?
時間は平等、ということをよく聞きます。もっとも、人によって寿命というのが違っており、実は平等というわけではないのですが。。少なくとも、今すぐに目の前に死が迫っているような病気ではないかぎり、ここから先の1日を考えると、だれにとっても同じ24時間という時間が目の前にあるわけです。
著者は、一時期、朝6時から夜12時まで働くという生活をしていたとのこと。私自身も、朝9時から夜2時まで、内幸町のビルの中で過ごしたことが何日もありました。長時間仕事をしているわけで、もちろん、間に息抜きの時間もありましたが、とにかく、目の前のデッドラインにあわせるために、必死で仕事をしていたものです。
しかし、そういう生活は続きませんよね。私は運良く、大きく身体を壊すことなく、今に至っていますが、少なくない人が、過労でぶっ倒れていく様を見たことがあります。(多くの場合、風邪、熱なんですが)
そういう経験をしていると、どうにかして、楽に仕事を澄ませたいと思うようになる。また、同じ作業でも、結局自分がやるのならば、それを徹底して効率化してスピードが速くできるようになろうと努力するようになりました。
周りに、同じ仕事を、もっとスピードが速くできる人がいたから、自分も努力すればできるはずだ、と思ったのはあります。そうは言っても、同じ仕事を同じやり方でやっていてスピードアップできるのは、まぁ、2倍が限度ですよね。下手するとミスが多くなって、逆に非効率になる。
だから、インプットとアウトプット(もしくはゴール)イメージを明確にして、最短距離で進める方法を考えてから仕事をするようになっていきました。別の表現で言えば、先読みができるようになった、ということかもしれません。
また、ワードやエクセルの勉強もしましたね。ワードは、まぁ、少しだけですが、エクセルについては、様々な作業を如何に効率化するか、というのは、とても面白く勉強できました。必要に迫られて、ではありましたが、覚えないと仕事が進まない(手作業ではどうにも時間がかかって仕方がない)ということがあった。
いつのまにか、エクセルについては、オフィス内でも、こいつが一番くわしい、という立場になっていました。オフィスに入った当時は、オートフィルタも、絶対・相対参照すらも知らなかったのに(笑)
と、ちょっと自分の話ばかりになってしまいました。今日、ご紹介する本は、上記のエピソードに近いことを、もっと網羅的にまとめている本です。といっても、知識をつけること、については、あまり書面が割かれてはおらず、もっぱら、ビジネスライフの効率化のノウハウが書かれているわけですが。
如何にして、短時間で大きな成果を出せるようになるか、という意味ではなかなか役立つ本だと思います。中級のビジネスパーソン向けの本ですね。
初級者向けには、お勧めしない本。どうしてかというと、基礎ができていないから、なんです。基礎がない人が、効率化のノウハウを勉強してどうなるでしょうか?
その前に、基礎をしっかりと学ばないといけない。そして、基礎を如何に効率よく学びとるかを、自分で考えなければなりません。(これについては、「ごまかし勉強」を参照してください)
悩ましいのは、算数や国語が決して得意ではない段階で、職務の一部についてはベテランとなってしまった人々。こういう人は、変化に対応できにくい。可能ならば、自分から何かを学んでいって、成功する体験をもってもらいたいのですが。
まぁ、そういうことを気にしているから、認知心理とか学習論の勉強をしているところなんですけれどね。今は・・・。
時間は平等、ということをよく聞きます。もっとも、人によって寿命というのが違っており、実は平等というわけではないのですが。。少なくとも、今すぐに目の前に死が迫っているような病気ではないかぎり、ここから先の1日を考えると、だれにとっても同じ24時間という時間が目の前にあるわけです。
著者は、一時期、朝6時から夜12時まで働くという生活をしていたとのこと。私自身も、朝9時から夜2時まで、内幸町のビルの中で過ごしたことが何日もありました。長時間仕事をしているわけで、もちろん、間に息抜きの時間もありましたが、とにかく、目の前のデッドラインにあわせるために、必死で仕事をしていたものです。
しかし、そういう生活は続きませんよね。私は運良く、大きく身体を壊すことなく、今に至っていますが、少なくない人が、過労でぶっ倒れていく様を見たことがあります。(多くの場合、風邪、熱なんですが)
そういう経験をしていると、どうにかして、楽に仕事を澄ませたいと思うようになる。また、同じ作業でも、結局自分がやるのならば、それを徹底して効率化してスピードが速くできるようになろうと努力するようになりました。
周りに、同じ仕事を、もっとスピードが速くできる人がいたから、自分も努力すればできるはずだ、と思ったのはあります。そうは言っても、同じ仕事を同じやり方でやっていてスピードアップできるのは、まぁ、2倍が限度ですよね。下手するとミスが多くなって、逆に非効率になる。
だから、インプットとアウトプット(もしくはゴール)イメージを明確にして、最短距離で進める方法を考えてから仕事をするようになっていきました。別の表現で言えば、先読みができるようになった、ということかもしれません。
また、ワードやエクセルの勉強もしましたね。ワードは、まぁ、少しだけですが、エクセルについては、様々な作業を如何に効率化するか、というのは、とても面白く勉強できました。必要に迫られて、ではありましたが、覚えないと仕事が進まない(手作業ではどうにも時間がかかって仕方がない)ということがあった。
いつのまにか、エクセルについては、オフィス内でも、こいつが一番くわしい、という立場になっていました。オフィスに入った当時は、オートフィルタも、絶対・相対参照すらも知らなかったのに(笑)
と、ちょっと自分の話ばかりになってしまいました。今日、ご紹介する本は、上記のエピソードに近いことを、もっと網羅的にまとめている本です。といっても、知識をつけること、については、あまり書面が割かれてはおらず、もっぱら、ビジネスライフの効率化のノウハウが書かれているわけですが。
如何にして、短時間で大きな成果を出せるようになるか、という意味ではなかなか役立つ本だと思います。中級のビジネスパーソン向けの本ですね。
初級者向けには、お勧めしない本。どうしてかというと、基礎ができていないから、なんです。基礎がない人が、効率化のノウハウを勉強してどうなるでしょうか?
その前に、基礎をしっかりと学ばないといけない。そして、基礎を如何に効率よく学びとるかを、自分で考えなければなりません。(これについては、「ごまかし勉強」を参照してください)
悩ましいのは、算数や国語が決して得意ではない段階で、職務の一部についてはベテランとなってしまった人々。こういう人は、変化に対応できにくい。可能ならば、自分から何かを学んでいって、成功する体験をもってもらいたいのですが。
まぁ、そういうことを気にしているから、認知心理とか学習論の勉強をしているところなんですけれどね。今は・・・。
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