以前のブログで、鉢植えのミカンの木に産みつけられた 卵からアゲハの幼虫が育っていることを紹介しましたが、庭の一画にあるサンショウの木でも 幼虫たちが元気に育っています。
2本あるうちの1本は、2メートルを越す高さで、残っている葉はほんのわずか。そこにアオムシ段階の終令幼虫(クロアゲハ)が2匹とその前の段階の若令幼虫(白黒模様)が1匹います。幼虫の体もまだ小さめで、サナギになるまで、葉が足りるのかどうか心配しています。
そのすぐそばに、高さが約80センチぐらいの木がもう1本あり、葉は高い木よりもまだ茂っているのですが、そこにはなんと7匹の終令幼虫と4匹の若令幼虫(いずれもナミアゲハ)が住んでいるのですから、驚いてしまいます。狭い範囲の中でも それぞれが一定の距離を保ち、葉や枝先に住み分けているように見えます。まるで幼虫たちが共同生活をおくっているアパートのような感じです。
毎日見ていると、それでも少しずつ移動し位置を変えているようです。もう少しでサナギになりそうな大きめの幼虫もいるのですが、葉を食べながら落ち着く場所を探し求めているのかもしれません。
夜中に激しい勢いで雨が降ったりすると、下に落ちた幼虫はいないかと心配になったりしていますが、翌朝見てみると全員無事であることを確かめホッとします。
毎朝、数をかぞえ無事であることを確認するのが日課になりました。なんとか残りの葉を食いつないで、成虫まで無事に育ってほしいと願っているのですが……。
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