あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

長嶋さん、松井さん、おめでとう !

2013-05-06 10:48:43 | インポート

昨日、二人に国民栄誉賞が贈られました。なぜ二人で この時期なのか、政治的意図はなかったか等、いろんな疑問が投げかけられているようですが、二人のファンである私にとっては、心から祝福のエールを送りたいと思います。

私が野球を始めた頃は、長嶋選手と王選手が人気を2分する時代でした。草野球では、背番号3と1があこがれの番号でした。長嶋選手の勝負強さと華麗なフィールディング、王選手の豪快なホームランが魅力となって、私は熱烈な巨人ファンとなりました。以来、長嶋選手の活躍を楽しみにプロ野球をテレビ観戦するようになりました。

社会人となり、神奈川県川崎市に就職した時には、後楽園球場や川崎球場でナマの野球を観戦することができ、長嶋選手のプレーに一喜一憂したのを思い出します。長嶋選手が引退すると決まった時には落胆し、引退セレモニーをテレビで見た時には涙が出ました。それだけ、私の心の中では大きな存在であり、ヒーローでありました。一つの時代が終わったのだなという感慨もありました。

監督になってからも、長嶋ジャイアンツを応援し続けました。長嶋という選手がいない巨人軍は、悪戦苦闘が続きました。そんな中で、松井選手が入団してきました。長嶋選手の勝負強さと王選手の長打力を身に付けた新しいヒーローの登場に、新しい時代がやってきたという思いがしました。

以来、松井選手を応援するようになりました。アメリカに渡ってからも、大リーグ中継を欠かさず観戦し、ヤンキースが優勝し松井選手がMVPを獲得した時には、心から喜んだものです。ヤンキースを離れ、エンゼルスやアスレチックスに移籍してからも、ケガや体調不良のため思うような結果を出せない松井選手の復調を願い応援していました。本人にとっても、一番苦しい時期だったのではないかと思います。苦しみながらも冷静に自己の体力の限界を見据え、引退を決意したことに、もう一つの時代が終わったのだという感慨がありました。

私にとっては、二人とも心のヒーローでした。その二人がそろって表彰の機会を得たことに、心からお祝いしたいと思います。同時に、長嶋さんには〈 これからもお元気で! 〉と 松井さんには〈 お疲れ様でした! 〉と 一言を添えたいと思いました。

今、私は地元チームの楽天ファンです。田中投手が 私の心の次期ヒーロー候補として存在していますが、まだヒーローとは言い切れない存在です。楽天の選手の中から、新しい時代の到来を感じさせる選手が誕生することを心待ちにしています。

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