あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

小畠春夫さんの言葉

2018-10-11 10:51:47 | 日記
今日の新聞に、山口県で行方不明になった男の子を発見し助け出した小畠春夫さん
のインタビュー記事が掲載されていました。

改めて これまでの実践に裏打ちされた 小畠さんのボランティア精神(理念)に、
圧倒されるような印象を受けました。

中でも心に残ったのが、小畠さんが好きな言葉として語った
『 かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め 』 の言葉です。

世間に広く恩返ししたいと考え、65歳で 29歳のとき別府市に開いた魚屋を
店じまいし、慰霊登山や奉仕に力を入れ始めたとのこと。
小畠さんは、1939年生まれですから、現在79歳とになるわけですが、以来
14年間ボランティアに取り組んでこられたことになります。

貯金はなく、月5万5千円の年金生活をされているとのことですが、やりりたい
ことをやるのに足りるので十分だと語っています。

引きこもりや自殺者が多い今の日本を幸せな国じゃないと考え、「死にたい」と
言う人の話を数日間聞くこともあるそうです。

そういうときは、『人生、終わるまで楽しみましょうよ』と語りかけるそうです。
『命は一つ。人生は一度。せっかく親からもらった命を粗末にしちゃいけん。』と。

小畠さんの将来の夢は3つあるようです。
・沖縄のガマに行き、死にたくないのに自ら命を絶った人の骨をきれいに洗わせてもらいたい。
・中学は合わせて4カ月しか登校できなかったので、85歳になったら夜間中学にも行きたい。
・最低でも、あと50年は生きたい。

その夢に向かって、小畠さんは前へ前へと 笑顔を絶やさず、歩み続けていくことと想います。
どうぞ お元気で これからもご活躍されますように!
コメント
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