あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

メール大賞受賞作品を読んで

2014-02-10 22:53:12 | インポート

新聞をめくっていたら、ドコモの広告ページが目に留まりました。そこには、1面を使って「愛のあるメール大賞」の受賞作品が掲載されていました。何気なく読んでいくと、どのメールにもそれが書かれた背景に感動的な物語があり、思わず引き込まれてしまいました。グランプリに選ばれた作品とその感想を書いてみたいと思います。

◇グランプリ    心配するな    みんな初めての人生やってるんだ。

  高校時代の恩師からのメールとのこと。仕事や生活面で落ち込んでいた時にもらったメールだったそうです。言葉が 心に響き、肩の荷がスッと下りたそうです。なんでも「失敗して当然」と思って明るく前向きに動けるようになったとのことでした。

  教え子の抱えている辛さや苦しさをしっかりと受け止めてくれて、返してくれたメールだったのですね。飾らない短い言葉から、恩師の方の心遣いと励ます思いがストレートに伝わってくるような気がしました。落ち込んだ気持ちを払拭させる力強くそして温かい一言だったのだと思います。誰もがみんな初めてで一回きりの人生を歩んでいくのだということ。だからこそ失敗するのは当然のことで、いろんな失敗はつきもの。そう考えることで、どんなに気持ちは楽になったことでしょう。肩の荷がスッと下りた気持ちがとてもよく分かりました。そうして、一つ一つの失敗が財産となって自分を成長させてくれるのだと思います。落ち込むのではなく、失敗をプラスに転化して気持ちを切り換えていくことの大切さ。そんな心の持ち方を教えてくれるメールでもありました。

 準グランプリに選ばれたメールも、5つ紹介されていました。どのメールにも、送り手と受け手との間に流れている信頼関係を共通点として感じました。確かな信頼のもとで交わされるメールだからこそ、お互いの心に届くものになっているのだと思います。

 メールに限らず、相手の心に届く 言葉の送り手でありたいものですね。 それが文字であり、語られる言葉であっても、媒介する言葉を通して 信頼関係が深まっていけるような 言葉の遣い手でありたいものです。

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