思えば、二年前のforerunners & four eggs 奈良美智&福島淑子(GALLERY MoMo)で見たのがきっかけ。
そもそも、この時には完全に奈良さんの作品目当てで訪れたGALLERY MoMo。
でも、この時の福島さんの作品の印象は強く残っていたのです。
で、今回行ってみたら、やっぱりこのひとの作風って幅広くて面白いなあと思いました。
会場に足を踏みいれると、鉛筆で丁寧に描かれた肖像画。
でも、どっかおかしい。
目です。目がやたらと横に伸びてて変な感じ。
で、このトーンでいくのかと思いきや、受付よこあたりからは水彩の作品が飾られています。
やはりこのにじみが何とも言えないです。
未分化な感じ=可能性の広がり。
やはりとらえどころがないんですよね。
奥の部屋はさらにとんでもないことに。
水彩の作品が壁3面を埋め尽くしてて、かつ床には粘土でつくられたオブジェがいっぱい。
つくし?ファロス?アンテナ?
このオブジェが並んでるので踏みつけないようにと心地よい緊張感を持って、鑑賞することが出来ました。
自分として気になったのは紫~青と黒の色使い。
この色を使った作品に惹かれたように思います。
両国のほうでも福島さんの展示「fog」が同時開催されていましたが、こちらはスケジュール的に無理でした。ああ、こちらも見たかったなあ~。
すでに本日で終了。
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