VOCA展を出て、東博へ行こうかと思ってたのですがこの看板に気付いてしまいました。
上野の森美術館のすぐ隣の日本芸術院会館。
未だ、入ったことのない建物。
重厚な雰囲気と建物の名前からして一般のひとが中に入れるのかなあ?くらいに思ってたのです。
ところが、この看板を見ると入場無料となっています。
それよりもびっくりしたのは三瀬夏之介さんのお名前があったこと!
去年のMOTマニュアル以来、このひとの作品は見られる限りみたいなと思ってたのです。
以前にbunkamuraの小さなギャラリーで見て以来です、三瀬さんの作品を見るのは。
さあ、こうなれば見ない訳にはいきません。
しかし、知りませんでした。
文化庁が買い上げた作品を公開してるなんて。でも、税金で購入した以上は公開するのはごもっとも。
会場へは長い廊下をくねくねと曲がり到着です。
入口の横にこんな冊子が。
なんと図録が配布されてるのです。うれしい!!
これはほんと予想してなかったので手にとって小躍りしちゃいました。
ちゃんと作品が網羅されています。
さて、会場に入ってみるとかなりこじんまりとしたスペースでした。
やはり、どの作品も買い上げにふさわしいだけのクオリティです。
でも、いいなと思うのは自分として好きかどうかによってくるんですよね。
やはりこの中では三瀬夏之介さんの作品がいちばんとんがってました。
「日本の絵」三瀬夏之介
ね、ぶっとんでるでしょ?
作品の中にこれでもか!とエネルギーが入ってる感じ。
ちいさな山のうしろにまた巨大な山、山。細部が積み重なって全体を構成してるのですが、曼荼羅のように一定方向でないベクトルが素晴らしい。カオスでもっと力強いのです。
日本画なんだけど他のひとが絶対に出来そうにない作風。
こういう作品が買い上げになっているということが正直うれしいですね。
さて、会場は奥にもうひと部屋ありました。
「風雲13号地」風間サチコ
高さ2メートル弱、横は4メートルの大作版画です。
描き込みの細かさが迫ってきます。
軍艦に東京タワーやビックサイト、フジテレビなどそうそうたる建物がありえない密度で舟の上に一塊になっています。しかも、背後は炎上しかかってる。。。
一度みたら忘れられなくなる作品でした。
さて、作品はいろんな作風のものがあるので、どれかしらハマるのではないかと思います。
会館の出口を出ると看板をみつめるカップル。
「知ってるひとがいないね」と。
ああ、もったいない!
なんで作品の概要みたいなのを外に展示して誘導しないのでしょう。
せっかく感性を刺激してくれる作品に出会えるってのにね
上野の森美術館のすぐ隣の日本芸術院会館。
未だ、入ったことのない建物。
重厚な雰囲気と建物の名前からして一般のひとが中に入れるのかなあ?くらいに思ってたのです。
ところが、この看板を見ると入場無料となっています。
それよりもびっくりしたのは三瀬夏之介さんのお名前があったこと!
去年のMOTマニュアル以来、このひとの作品は見られる限りみたいなと思ってたのです。
以前にbunkamuraの小さなギャラリーで見て以来です、三瀬さんの作品を見るのは。
さあ、こうなれば見ない訳にはいきません。
しかし、知りませんでした。
文化庁が買い上げた作品を公開してるなんて。でも、税金で購入した以上は公開するのはごもっとも。
会場へは長い廊下をくねくねと曲がり到着です。
入口の横にこんな冊子が。
なんと図録が配布されてるのです。うれしい!!
これはほんと予想してなかったので手にとって小躍りしちゃいました。
ちゃんと作品が網羅されています。
さて、会場に入ってみるとかなりこじんまりとしたスペースでした。
やはり、どの作品も買い上げにふさわしいだけのクオリティです。
でも、いいなと思うのは自分として好きかどうかによってくるんですよね。
やはりこの中では三瀬夏之介さんの作品がいちばんとんがってました。
「日本の絵」三瀬夏之介
ね、ぶっとんでるでしょ?
作品の中にこれでもか!とエネルギーが入ってる感じ。
ちいさな山のうしろにまた巨大な山、山。細部が積み重なって全体を構成してるのですが、曼荼羅のように一定方向でないベクトルが素晴らしい。カオスでもっと力強いのです。
日本画なんだけど他のひとが絶対に出来そうにない作風。
こういう作品が買い上げになっているということが正直うれしいですね。
さて、会場は奥にもうひと部屋ありました。
「風雲13号地」風間サチコ
高さ2メートル弱、横は4メートルの大作版画です。
描き込みの細かさが迫ってきます。
軍艦に東京タワーやビックサイト、フジテレビなどそうそうたる建物がありえない密度で舟の上に一塊になっています。しかも、背後は炎上しかかってる。。。
一度みたら忘れられなくなる作品でした。
さて、作品はいろんな作風のものがあるので、どれかしらハマるのではないかと思います。
会館の出口を出ると看板をみつめるカップル。
「知ってるひとがいないね」と。
ああ、もったいない!
なんで作品の概要みたいなのを外に展示して誘導しないのでしょう。
せっかく感性を刺激してくれる作品に出会えるってのにね