あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

3人のアーティスト(横浜美術館)

2006-06-21 23:46:08 | アート系
イサムノグチ展の後に、同じ横浜美術館で行われてた「3人のアーティスト」を見てきました。

実際に滞在制作を行ってるスペースを公開するという内容です。

先週の日曜に行ってみたら、ちょうどお三方ともいらっしゃいました。



新井卓(あらい たかし)さんのところは8月まで展示として公開するようになっていました。てか、逆にいうと、他の方の制作ブースはご本人がいない時は公開してないってことなんですよね。そう考えるとこの日に行けたことはラッキーでした。

さて、チラシの裏なんでちょい見にくいのですが、これがなかなか味わいのある写真なのです。

ダゲレオタイプと呼ばれる、銀板写真なのです。

写真という技法が開発された頃のその方法で金属板に直接画像が浮かび上がるようになっています。

これがなかなか見にくいのです。

光の当たり加減でうまく見えたり見えなかったり。

というわけで、受付で予め、光をコントロールする為の黒い厚紙を渡されるのです。

これをうまく、写真の上のあたりに持ってって光の加減を調節します。

撮られてるのは今の時代のひとのスナップ写真なのですが、こういう手法で撮られたものなので時代の古いものに見えてくるのが不思議です。




さて、通路を挟んだ反対側のブースの中で作業をされてたのが、藤井雷(ふじい らい)さんでした。

係のひとが説明してくれました。

横長の短冊みたいのに絵が描かれたのがさらに連続して長い絵になってるのです。

で、この紙はというと、手紙の封筒の裏面だったのです。

絵手紙がベースになってるとのこと。

藤井さんが実際にそこで作業されてたのは横に長い半紙状のに色を入れてるところでした。

実際にいらっしゃったのでいろいろとお話を聞くことが出来てよかったです。

日本画でこういった絵巻みたいのはちゃんと色のついたのと、水墨画みたいのが一般的にイメージするものなのですが、藤井さんのは筆で入れた黒い線に更に色がかかっててありそうで実は見た事ないものなのです。

このチラシによれば、7月の「日本x画展」でデビューされるとのこと。これは見に行ってみたいと思います。




川島秀明さんは以前に、リトグラフ見て気になってったのです。

あの目がヤバいのです。強烈な存在感。

でも、絵を直接見たことは無かったのです。

川島さんご本人はちょうど、他に来てたひととずっと話中で直接お話は出来ませんでした。割って入れるふうでもなかったし、話が終わる感じでもなかったので仕方ない。

でも、作品をじっくり見られてよかったです。

そこにあった作品はちょっとそれまでのとイメージが違っていました。あの目の表情だけだと思ったら、髪まで描かれてて予想外でした

ほんと、びっくりしたんだから。

ここで制作された作品が秋の企画展「アイドル!」に出品されるとのこと。

こちらも楽しみです。

こんなにいい内容のものを見られて、無料なんて太っ腹です。

なるべく、機会を見てまた横浜に行こうと思います。
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賞与出る 何をするのが よいだろう

2006-06-21 21:08:24 | 日々のこと
さあ、今週の月曜になってようやく、賞与が出るらしいことが判明。

しかも、今週の金曜だからあさってです。

もっと前に告知してください。

去年どうだったか調べてみたらやっぱり10日くらい前にはちゃんと告知してるのです。

まあ、いいや。「出ません」とか、永久にお知らせが来ないとかではないので。

でも、実は不安もある。

というのは、2月頃ちょっと仕事でトラブったので、それがどう影響してるのか。。。

気が気じゃありません。

ま、でもいくらかは出てくれるんではないかなと予想はしてるのです。

さあ、いろんな誘惑がいっぱいです。

カメラたくさん持ってるけれど、デジタル一眼もいいよなあ。

でも、湿度でこんなに不愉快だから、いっそ洗濯乾燥機なんて買うと生活が豊かになるのかも。

あ、先日行った石垣にもう一度行くってのもいいな。

などなど、キリがありません。そもそも貯めるって発想がないところが一番まずいのかなあ。。。

何にせよ、実際に手にしてからですな~。

頼むー、出てくれったら!
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イサムノグチ展(横浜美術館)

2006-06-21 08:15:40 | アート系
イサムノグチ展(横浜美術館)に行ってきました。

昨年、東京都現代美術館でのイサムノグチ展には行けなかったので、どっかで機会があれば見ておきたかったのです。

好きとか嫌いとか以前にちゃんと見てみないとなんとも言えないなと。

さて、会場の入口には紙が何種類か。

作品を見ていろいろと問われることに対し、思うところを書くというもの。

提出すると缶バッヂをもらえるとのこと。

トライしてみたのですが、途中からグダグダになってしまいました。

美術はやはり感じて楽しむものであって分析して文章を書くもんではないですね。

ブログ用に自分の切り口でまとめるのはいいのですが、用意された命題に対して回答してくのはちとしんどかったのです。

作品自体はやはり凄かったです。

点数の多さと素材の多様さ。

シンプルな塊みたいのから、およそひとのチカラの極致のような入り組んだデザインのものまで。

でも、細かくなってパーツが増えても、統一感があって安心して眺めてられるのです。

このあたりが評価をうける理由なんでしょうね。

でも、わたしの趣味には合わなかったなあ。

よく出来てるってのと、好きかどうかは別なんですよね。

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