クリスマスが来るまでの雰囲気は好きなのですが。。。

クリスマスが来るまでの雰囲気というのはとても好きです。
街中にイルミネーションが輝き、至るところにサンタが見られるので華やかで高揚した気分にあふれてる。

でも、実際のところイブとクリスマスの日っていうのは、なかなか自分の居場所を見つけるのが難しい。

恋人や家庭があればいいのだけれど、あいにく一人なものだからこの日ばかりは行き場に迷う。ってか、行き場所がない。昨日がんばって、ラフォーレミュージアムに行ったのが限界ですね。

ちょっと気になってるイタリアンのお店の前を通りかかったら、予約で既に満席ですみたいな看板が出ている。着飾った恋人たちでいっぱいなんだろう。
そんなわけで、どうでもいいような喫茶店に入るのは抵抗ないのですが、ちょっとオシャレな店とかはさすがに入りずらい。

街中はカップルでいっぱい。はしゃぐ子と親の楽しそうな笑顔。
今のところ、どちらも縁のない光景。

いつもは寒くてもほとんど一日外出するのですが、今日は用事を一件済ませたら一目散にお家へ帰ってきました。

しかも、腰が痛い。変な時間に急に眠くなり寝てしまう。結果、いまは頭痛がしています。

ケーキを食べたいなあと思いつつも、コンビニでひとりケーキを買ってる姿を想像すると哀しくなるので意地でも買わない。

ああ、早く明日にならないかな。
ハレでない、いつもと同じ、普通の日でいい。
サンタさん、プレゼントはいいから幸せをおくれよ。。。

タナカカツキのタナカタナ夫展（ラフォーレミュージアム）

実はこの「タナカカツキのタナカタナ夫展」には2回、足を運んでしまいました。
先週の日曜と昨日の2回。
会場内のシアターでの上映内容が前半と後半で変わるからです。

タナカカツキ氏の映像はかなりいろんなところで話題になっているのは知ってたのですが、ちゃんと通してみたことがありませんでした。

知ってたのはデザインプレックスという雑誌の別冊、デザインフレックスに掲載された「オッス！トン子ちゃん」のマンガのみ。

そう考えるとこれもかなりな博打な訳ですが、やられてしまいました。
こんな活動をしてたなんて、、、もっと早くからチェックしとくのでした。

展示としてはこれまでのマンガの原稿から金魚を動かすゲームや360度スクリーンに展開される映像、記念写真用の顔を入れる看板なんかがあるのですが、やっぱりシアターがメインです。

固いイスでおしりが痛くなるんですが、ついつい長居してしまいました。
どれも5分以下の短い映像ばかりなのですが、なにせ本数が多い。
全部見るともう頭の中がぐちゃんぐちゃんになります。

めくるめく光のイメージ！

全ての映像がそういうふうになってるわけではありませんが、強烈に脳裏にやきついたのはキラキラと透過光のように輝く光でした。
少ない色数でギラギラするCGは見続けるのがつらいのですが、どうやってるんでしょう？微妙なビデオのにじみみたいな感じが出てて色味がかなり広いのです。

断片でいろいろ書いてしまうと混乱するので、絞って一本だけ取りあげるとするなら「NIGHT KITTY」という作品です。

「KITTY EX」という展示が以前ここラフォーレで開催された時に、作成された映像なのですが、これが一番こころに残ってます。
夢の中でキティちゃんが三輪車で外に出かけていくというだけの内容なのですが、こんなCGってみたことがありません。
キティちゃんを含めて、登場するすべてのものがキラキラと光る線で描かれているのです。形容しがたいです、これは。
他の映像作品もそうなのですが、台詞は一切なし。キティちゃんの動きは三輪車をこぐことがほとんど。表情を出す瞬間が一回あるのですが、あのまあるい目を一瞬ぱちくりするだけなのです。
一番いいたとえとしては東京ミレナリオをアニメにしたようなキラキラ感です。バックは黒ですし。
残念ながら前半のプログラムだったので、現在は上映されてません。

でも会場では「タナカカツキのタナカタナ夫DVD」というDVDが先行発売されています。この中に収録されています。まだ、見てないので楽しみなのです。

2800円で販売の予定とのことですが、会場では2500円で購入出来ます。
映像関係に興味のある人であれば、シアターは見る価値アリだと思います。会期はあとわずかですが。

タナカカツキのタナカタナ夫展
ラフォーレミュージアムにて12/28まで　入場料500円
（12/25は21時まで。12/26～28までは20時まで）

化粧品の広告？かと思いきや。。。

先日、地下鉄のホームで気になる広告を発見。
やたら白い中に少ないくらいの面積に画像と文字、それと化学とかで使いそうな図みたいなのが出てる。
どーう考えても化粧品の広告でその成分がどういうものかと思って近づいてみると。。。

やられました！
完全に相手の術中にハマってます。

美白＝HOKKAIDO
この美白という文字で化粧品だと思うじゃあないですか。

でも化学の図みたいなのを拡大してみて笑っちゃいました。
写真の右のとおり。

美白を中心にしてちりばめられた数々の言葉は、
ジンギスカン、雪景色、岬、モール温泉、旭山動物園、夜空などなど。
こんなのが4つも書かれてるのですがほんと、近づいてみないと読めない。

事実、通り過ぎる人の中で立ち止まって確認していくひとがちらほら見受けられました。

で、結局のところはANAの広告なんですよね。

このフレーズとビジュアルは飛行機とはほど遠いところがうまい。
直結するフレーズは「ヒコーキ1本で、美しい白さへ。」と書かれてるのですが、先ほどのちっちゃい文字のなかにさらっと流されてるのです。
しかも、「飛行機」ではなく「ヒコーキ」。うまくイメージをスライドさせています。
でも、その横にカニやジンギスカンの文字があるとやっぱり吹き出してしまう。

北海道のひとはやっぱり、この広告を見て「うんうん」とうなずくのでしょうか。
それとも、いやそうじゃあないと反論するんでしょうか。

わたしとしては面白いくらいにステレオタイプで分かりやすくっていいなと思ったです。
そういうわけで、北海道に行きたくなりました。でも、暖かい時期がいいな～。