平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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劇    青年  5 立ち上がる

2007年10月26日 | Weblog
 青年  no5    中道 進

 (勇太の心は嵐のように揺れた。老人の言葉が心にうずく)
 老人 おい、ボクシングの坊や、薬をやらんか、気分がいいぞ。
 勇太 やらん、ボクシングで勝負だ。
 老人 坊主、甘えるな、いいからやれよ。
 勇太 明日は仕事、帰る、勘定だ。
 (勇太は足がふらつくも店を出た。その翌日)
 勇太 しまった。寝坊した。急げ。
 (勇太の仕事は運送業、得意先に荷物が行かないと問題は大き
くなる。会社から大目玉を食らった。その日は他のドライバーが
行き勇太は帰された)
 勇太 やれやれ、反省だ、今日は練習、苦しさを練習でまぎわ
はそう。
 (ジムで、サンドバックニパンチを浴びせ心の迷いを打ちくだ
す。心の魔との戦いだ。未来の不安、遊びへの誘惑、堕落の誘い、
心にうずく魔の暴れ)
 勇太 負けるもんか、俺には夢がある。苦しくともがんばるんだ。
 (魔はスキを狙う。魔はさまざまな変化をする。権力魔、病魔、
欲望魔などさまざまにある。その仲の権力魔というと、権力者が魔に
入りいじめにかかる。勇太負けるな、魔を見破れ、君には無限の力が
ある)
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