平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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劇小説・    青年        第4回 修羅      

2007年10月06日 | Weblog
劇小説
               青年                                                        
 
酒場は老人が突然にわめきだした。
老人 この世は弱肉強食の時代だ、いくらがんばっても駄目だよ。
勇太 くだらない人生だ、飲まずにいられない。
勇太は義雄と話し善という心が出てきたのだろうか、心が葛藤をしてるのだろう。しかし、老人は堕落した生活に染まっている。若い時に大金が入ったことで人生を狂わしてしまった。しかし、勇太は青年だ、無限の可能性を秘めているのである。将来は努力しだいでは世界チャンピオンになれるのだ。勇太、負けるな、がんばれ。   
                中道 進

前回までのあらすじ
 勇太は青年で働きながらボクシングを目指している。もちろんチャンピオンを狙っている。しかし、青年の故に悩みがある。人間の生きる道はなにか、お金儲けか、勇太はお金儲けが幸福と思っていた。しかし、友人の義雄は人々に奉仕していくこそが人間としての義務と言う。それを聞かされ、心は動揺した。その故に、酒を飲みごまかそうとした。しかし、酒場には堕落した老人がいた。勇太を堕落させようとしたのだった。

                民旅新聞 月刊  青年連載中
                

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