平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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Opinion

2018年05月31日 | Weblog

灯り     Opinion

 

 エルサレム問題で揺れている。イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の聖地がエルサレムなのである。今回、イスラエルは、米国大使館をエルサレムに移転された。イスラムとしては、エルサレムは聖地となして歴史から古く大事にされてきた。しかし、その聖地を他国の首都としてされては大いに不満がある。その移転の日には、イスラム教のパレスチナの抗議かあり60人以上の死亡、1300人以上の負傷者が出た。国際的にもエルサレムの米国大使館の移転には反対の声が強い。しかし、暴力的な行為での抗議にはいただけないものがある。国から国へとの抗議や国際機関を通しての抗議をすべきであると思う。エルサレムの歴史というと、1948年にイスラエルとアラブとの戦争が起きている。大戦後、パレスチナで、イスラエルが独立国宣言し、パレスチナの援助国イギリスに武力での対応し戦争となり国際問題となった。戦争は女、子供らがなく、多くの人が犠牲になるのである。仏教では、人間の生命は尊いと説かれる。金にも替えらない生命である。法華経の譬えに、貧人繫珠(びんにんけいじゅ)の譬えに、貧人が親友より宝珠をもらったが、謗法の酒に酔っていたので、自分が宝珠を持っているのを知らなかったとの譬えがある。これは、誰しも宝珠の如く生命の譬えでもある。

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