平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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劇小説     新青年   天災  その6

2008年06月21日 | Weblog
   新青年
 深井  人間、真面目にやっていても,天災にあって死ぬ人もいる不公平だ。
 ヒゲのじい 青二才だな、若いな。坊主だよ、坊主が丸儲けだと、不正だと悪鬼を呼び天が怒るんじゃ。そして、世の中は荒れる。
 深井 悪僧が天災を呼ぶのか。
 ヒゲのじい 悪い集団の中は陰気だろう、そこの天空には悪鬼を呼ぶ原理。だから、昔、中国で王が遊びボケに走ったあげく、役人は汚職を当然となした。そして悪鬼を呼び込んだ。末には国は敵から滅ばされた。
 深井 ちょっとわかんないな、僧の不正は悪鬼を呼び国は敵から攻められ役人も汚職を平気でやるということ。
 ヒゲのじい たとえば、学校の先生が泥棒やれば生徒もおかしくなり、社会も濁るようなものだ。僧が仏の名をかたり金儲けに走れば天は怒るのは当然なのだよ。
 係官 おーーーい。深井はいるか。面会人が来てるぞ。
 深井 どんな方ですか。
 係官 女性だ、若い女性だよ。
 ヒゲのじい 彼女いるのか、いいじゃねいか。うまくやれよ。 
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