平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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Opinion

2019年02月28日 | Weblog

灯り     Opinion

 米国は、ロシアと調印した歴史的な中距離核戦力を全廃条約の破棄を表明した。米国の発表によると、ロシアがミサイルなど条約を守らないと。核戦力は多大な武器である。使用されたら国自体が廃国となってしまうほどの威力がある。広島型、一発で大きな被害を出したことでも明らかである。故に、両国の話し合いで解決すべきである。核兵器といっても世界では大きな国が保持しているのみで、何か雲の上での出来事のようである。両方の国が土俵の上で話し合えば解決はする。核兵器廃棄キャンペーンで活躍している国際組織のICANによると、核の製造、開発、実健など禁止状態の国が155か国ある。これは当然と思うのである。人間は、誰しも幸福になりたい。国土が安穏、社会が安定などを求めているのである。仏典に三車家宅の譬えに、火が回っていた家に、遊びで夢中のこどもたちを長者が救った譬えがあるが、危険状態の国士より安穏な国土を選ぶのが人である。核武装に、無関心やあきらめでは解決はできない。世界では核武器に監視やチェクしている国も少なくない。庶民の関心、監視など当然ではないだろうか。法華経には現世安穏や幸福が説かれている。牧口先生は、一人の経文の如く、一人の幸福のために戦った宗教者であった。大石寺の僧侶が無気力となったが、先生は日本の平和、世界の平和をと行動された。その如く、日本は世界の安穏、平和の実現にも、核問題の監視は当然で、被爆国としても廃核を主張し世界をリードすべきである。 

                                                                 KIBOU 3月号