平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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小説   逃亡者

2012年07月12日 | Weblog
小説
            逃亡者      作者 すすむ
1相談
峰雄 私たちの社長は、結果的には詐欺をしたわけだ。仏像を高く売りつけ霊があるとか功徳があるとかいって。
恵子 信用してたのに、信じていたのに。何億も売り上げがあったわ。
峰雄 逃げなければ刑務所いきだよ。若さがぱあだ。君の美貌も台無しだよ。逃げようよ。僕とならうまくいくよ。
恵子 刑務所はどんな所なの。長く入るのかしら。
峰雄 怖いところ。化粧もできない。男のように働かすよ。

峰雄は自己欲望で騙している。峰雄は女性を脅して共に逃げる計画だ。罪で刑務所を入っても、そこは、国の法律に従って裁くところである。

            2苦労の逃亡生活
恵子 もう一緒に逃げて15年よ、私は疲れたよ。
峰雄 私らの手配書は風呂屋にもある。逃げまくらなければ刑務所行きだ。
恵子 あんた、私ばかり働かして何もやってないわ。ひも当然よ。
峰雄 私らは莫大な詐欺の実行犯なのだよ。主犯は社長だがこちらも罪が重たい。刑務所は恐ろしいところよ。
恵子 また、脅しね、ところで、あなた、私は勤め先で愛してくれる彼ができたの。別れてください。
峰雄 なにを、ふざけるな、彼だと。馬鹿な。
恵子 逆上しないで、さんざんに私をもてあそんで。

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