終の住み処建築日記

田舎暮らしのあれこれ。(2010年夏のある日より)

立山黒部アルペンルートの旅(その2)

2023-10-02 09:31:32 | 日記

9/29(金)2日目

一日目に一転して天気は上々、しかしこの日は標高2400mの山岳地帯へ向かうので、天気の急変に備え雨具も必須です。

奥飛騨温泉郷の「穂高荘山のホテル」は名前の通りかなりの高地にありました。この日、参加者26名は車で20分超離れたホテルに半分ずつ別れて宿泊、旅行会社は当初のちょっと良さげのホテルを抑えられずにかなり苦労したようです。ホテルが気に入らないならキャンセルしても良いと直前に案内がありましたが、我々は雄大な景色を見るのが大きな目的なのでそのまま参加した所です。

2日目は大方の参加者が一番の楽しみにしている「立山黒部アルペンルート」を丸一日かけて回ります。

先ずホテルから一路立山駅へ。休憩を一度挟んで90分。岐阜県から富山県に入ります。10:10発の立山ケーブルカーを予約してありましたが、途中予期せぬトラブルがあり、40分遅れの便に乗ることに。最大30度以上の傾斜を登るのでケーブルカーは斜めってます。

お土産に買った白い雷鳥(冬の毛色)のピンバッジを帽子につけました。良い記念ですね。

美女平に着くと急いで高原バスに乗り、標高2450mの室堂まで50分で登って行きます。

室堂へ向かう高原バスの車窓風景は「雄大」の一言! 早くもナナカマドなど赤く色づき始めていました。

お昼過ぎ「室堂」到着後昼食。前日バス内で予約したお弁当を広げ、爽やかな空気の中ペロリと平らげました。

インバウンドで海外からの観光客も大変多く、外国語が飛び交っています。この景色なら遥か遠くから来てもさぞや満足したことでしょう。

標高が高いだけに山には木が生えず、荒々しい岩肌の北アルプスの山々が迫って来ています。剣岳を始めどの山も3000m級で正に圧巻!

ミクリガ池の濃いブルーも澄み切っています。

広場の脇には雪解け水が水量豊富に流れ出てどの観光客もペットボトルに汲み、「冷たい、冷たい」と美味しそうに飲んでいます。

次は立山トンネルトロリーバスで大観峰展望台へ。わずか10分の乗車ですが、トロリーバスは日本中でここにしか無いそうです。屋根に大きなレバーのようなものが付いており、電線に触れながら動くようです。

 肝心のレバーが写ってない!

黒部ダム湖を見下ろす展望台で、ここからロープウェイに乗って「黒部平(標高1828メートル)」まで降りて行きます。50人程一度に乗るので、中程に押し詰められ景色を見ることは出来ません。

更にケーブルカーに乗ってダム堰堤(えんてい)へ。標高は1455mで室堂から1000mも一気に下がったことに。

堰堤の長さ492m、高さ186mは日本一で圧巻の大きさです! 観光シーズン中は常時放流されており、虹が見えています。

堰堤を渡ってトンネルを潜り駐車場へ行くと今度は電気バスで扇沢へ。16分でようやく一般道へ走り出すことに。朝、立山で別れた貸切バスが待っています。既に夕方4時になっており、2泊目の栂池(つがいけ)高原は長野県白馬村、約80分のバス内は全ての人がバタンと寝入っていました。

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