6月23日(日)曇りのち晴れ
まだ梅雨に入りません。一体どうなってしまったのか、このまま夏突入とはならないでしょうが・・・。
昨日土曜日も暑い一日でしたが、午前中庭の草刈り、アジサイの剪定をした後、正午から退職者の会の皆さんと「川尻町探訪」へ出かけました。
総勢16名の参加で、川尻町の案内ボランティアが3名同行してくれました。
川尻町は熊本市の南部に位置し、江戸時代から、刃物、酒の醸造、和菓子などの製造で知られています。
しかし、松橋から市内へ出るときにも国道をさっと通り過ぎるだけで、町中をゆっくり見る機会がなかったので、今回のお誘いにはすぐ手を挙げたところです。
川尻工芸会館に集合し、天保時代に作られた絵地図を手に、時々水分補給しながらのウォーキングでした。
【川尻は運河の町】
一級河川加勢川から町中へいくつもの水路が引かれ、梅雨入り前の雨が降っていない時期にも豊かな水量を湛えています。
有明海まで8キロしかないそうで、潮が川を上るのと一緒にウナギが上ってきて、昔から美味しいウナギ屋さんが何軒もあったそうです。
この日も通りを歩いていると香ばしい匂いが漂ってきました。
【船着き場跡】
江戸時代の参勤交代の時代から使われていた「船着き場跡」は石垣や水際の石の階段が見事です。
当時は沢山の米が積み降ろしされており、堤防のすぐ近くに大きな米蔵も残っています。
また、丁度JR在来線と九州新幹線の鉄橋が並んでいて、下から電車を見上げることができます。
【大慈禅寺を見学】
1278年、鎌倉時代創建の曹洞宗の名刹、元は九州の総本山だったそうで、広大な敷地は外回りを歩くと20分ほどかかります。
寺の東側半分は大きな墓が何百も整然と並び、北側には蓮(ハス)の池と睡蓮(スイレン)の池もあり、夏の暑気払いに良さそうな木陰もあります。
昨日は和尚さんが在宅されており、奥の坐禅堂まで案内していただきました。
まず黒光りする玄関から庫裡(くり)、「ここから奥への廊下は50メートル!」と力強く言われて「ほぅ」と感心し、坐禅堂では「いち時に63人が坐禅できます」との言にも「ほぅ」でした。今でも定期的に座禅会が行われており、朝4時から2時間ほども修行されているとか、大した人がおられるものですね。
この鐘楼では毎年暮れの「除夜の鐘」が衝かれ、沢山の人々が集まるそうです。
その他、薩摩街道沿いに「西郷隆盛西南戦争軍本営跡」「川尻小のアサギマダラ飛来」「瑞鷹醸造所」「川尻公会堂」などを説明を受けながら90分ほど歩いて回り、距離は4キロ程でしたがかなりの暑さで少し応えました。
お土産に是非和菓子を買いたかったのですが、行程上立ち寄る暇がなく、何とか「瑞鷹の甘酒」はゲットしました。
もう少し涼しい季節に再度訪れてみたい町でした。
まだ梅雨に入りません。一体どうなってしまったのか、このまま夏突入とはならないでしょうが・・・。
昨日土曜日も暑い一日でしたが、午前中庭の草刈り、アジサイの剪定をした後、正午から退職者の会の皆さんと「川尻町探訪」へ出かけました。
総勢16名の参加で、川尻町の案内ボランティアが3名同行してくれました。
川尻町は熊本市の南部に位置し、江戸時代から、刃物、酒の醸造、和菓子などの製造で知られています。
しかし、松橋から市内へ出るときにも国道をさっと通り過ぎるだけで、町中をゆっくり見る機会がなかったので、今回のお誘いにはすぐ手を挙げたところです。
川尻工芸会館に集合し、天保時代に作られた絵地図を手に、時々水分補給しながらのウォーキングでした。
【川尻は運河の町】
一級河川加勢川から町中へいくつもの水路が引かれ、梅雨入り前の雨が降っていない時期にも豊かな水量を湛えています。
有明海まで8キロしかないそうで、潮が川を上るのと一緒にウナギが上ってきて、昔から美味しいウナギ屋さんが何軒もあったそうです。
この日も通りを歩いていると香ばしい匂いが漂ってきました。
【船着き場跡】
江戸時代の参勤交代の時代から使われていた「船着き場跡」は石垣や水際の石の階段が見事です。
当時は沢山の米が積み降ろしされており、堤防のすぐ近くに大きな米蔵も残っています。
また、丁度JR在来線と九州新幹線の鉄橋が並んでいて、下から電車を見上げることができます。
【大慈禅寺を見学】
1278年、鎌倉時代創建の曹洞宗の名刹、元は九州の総本山だったそうで、広大な敷地は外回りを歩くと20分ほどかかります。
寺の東側半分は大きな墓が何百も整然と並び、北側には蓮(ハス)の池と睡蓮(スイレン)の池もあり、夏の暑気払いに良さそうな木陰もあります。
昨日は和尚さんが在宅されており、奥の坐禅堂まで案内していただきました。
まず黒光りする玄関から庫裡(くり)、「ここから奥への廊下は50メートル!」と力強く言われて「ほぅ」と感心し、坐禅堂では「いち時に63人が坐禅できます」との言にも「ほぅ」でした。今でも定期的に座禅会が行われており、朝4時から2時間ほども修行されているとか、大した人がおられるものですね。
この鐘楼では毎年暮れの「除夜の鐘」が衝かれ、沢山の人々が集まるそうです。
その他、薩摩街道沿いに「西郷隆盛西南戦争軍本営跡」「川尻小のアサギマダラ飛来」「瑞鷹醸造所」「川尻公会堂」などを説明を受けながら90分ほど歩いて回り、距離は4キロ程でしたがかなりの暑さで少し応えました。
お土産に是非和菓子を買いたかったのですが、行程上立ち寄る暇がなく、何とか「瑞鷹の甘酒」はゲットしました。
もう少し涼しい季節に再度訪れてみたい町でした。
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