終の住み処建築日記

田舎暮らしのあれこれ。(2010年夏のある日より)

春の彼岸に。

2022-03-22 16:01:31 | 日記

3月22日(火)雨のち晴れ

3連休からずっとぐずついた天気が続いていましたが、本日午後ようやく晴れ間が見えました。

「まん延防止対策」がようやく解除され、何とか感染予防しながら「WITHコロナ」で経済を動かす判断をしたようです。

去年の秋頃には終息するかと思われたのに、暮れから再びオミクロン株が猛威をふるい、5ヶ月の間自粛を余儀なくされました。日本中の人々が「もう沢山!」と悲鳴を上げていたのでしょう。

さて、3連休に私の軽自動車で山口県の数カ所をドライブして回りました。人出も徐々に戻りつつあります。特に「安芸の宮島」では何万という人が観光に繰り出していました。まさに普段の賑わいを取り戻したかのようで、駐車場もかなり離れた所まで埋まっていました。正確に言えば宮島は広島県になりますが、山口市から足を伸ばせる範囲です。

【3/19(土)角島大橋と元乃隅神社】

TVに時々映る絶景のこの橋をいつか渡ってみたいと思っていました。下関市の北端まで平道を2時間弱と、簡単に訪ねられる距離でもありませんが、今回はここをメインに、宿泊も日本海側の長門市に予約しました。

角島灯台の螺旋階段105段、フゥフゥ頑張って登り、てっぺんの手すりにしがみ付いて一周しました。さすが日本海!もの凄い風でした。

元乃隅神社も日本海に突き出た半島に赤い鳥居がビッシリと立ち並び、若い人達で賑わっていました。

ここでは、ツレの気象を観る力に感動! これらの写真は奇跡的に雨が止んだり、晴れ間が見えたりという、偶然の写真なのです。一日中低気圧が居座り、かなり強めの雨の中のドライブでしたが、道の駅で雨宿りしたり、鳥居をくぐって広場へ行く前に「あと数分で雨が降り始める」と一目散に車に戻った途端にどしゃ降り!という状況だったのです。多くの人は傘を持たずにずぶ濡れになったのでは? それもこれもツレが釣りに行く時に培った知恵のようです。2枚目の写真の奥に確かに雨の黒い筋が見えています。

【3/20(日)錦帯橋と安芸の宮島】

この年になっても一度も訪ねたことのなかった錦帯橋、まだまだ日本国内に観るべき景勝地がたくさんあります。

美しく見事な構造物でした! 下の河原は一面大きめの石で覆われており、駐車場までゴロゴロとした石が踏み固められています。川もゆったりと流れており、数年前には危険水位まで増水したそうですが、丈夫な橋脚は持ちこたえたそうです。曇り空ながら何とか降られずにすみ、河原で草団子を食べました。

宮島へ到着後、駐車場探しに道路を行ったり来たり回ったりと往生しました。何万という人がほぼ自家用車で訪れ、何処かに駐車せねばならないため、近くの民家や食堂などあらゆる所が有料駐車場となっています。何とかフェリー乗り場から徒歩10分程の民家の玄関先に1500円で停めさせてもらえました。

宮島の真っ赤な鳥居や雅な能舞台などしか事前知識のない我々には、「行ってみないと分からない」様々な事情が肌で感じられ、「宮島恐るべし!」おまけに赤いはずの鳥居は修復工事中で巨大な足場に覆われていました。また数年後にまた訪れることが出来るでしょうか?

【3/21(月・春分の日)萩市内】

2泊目は山口湯田温泉に泊まりましたが、再び北上して萩市の城下町武家屋敷跡を散策しました。旧暦の雛祭りで大きな旧家には沢山の雛飾りを公開してあります。

萩ではこの時期甘夏柑がたわわに実り、方々の庭に植わっています。色々なお菓子や土産物にも加工されていました。

お昼過ぎまでギリギリのスケジュールでしたが、青海島遊覧船にも乗り観光気分を味わいました。さすがに日本海は外海にはうねりがあり、島の西側で引き返す短縮航路でした。荒波に侵食された奇岩が多く見られるはずでしたが、この天候で船が運航されただけでも幸運だったのかも?

この船はキッチリとアクリルガラスに密閉されているので波しぶきに濡れることは無く、むしろ日差しで日焼けしてしまった程。

丁度午後2時に萩市を出て、九州道からはずっと大粒の雨、夕方7時前自宅着。3日間の走行距離は963,5㎞でした。

 

 

 

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