カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

登り窯と穴窯

2004年12月29日 | △ 旅 あれこれ ドライブ

この日信楽に来た目的は、登り窯を実際に見たいということにあった。
テレビや映画で目にする1シーンは、時々ある。
度々、ここに来るのに窯を見たことのない私の、好奇心が、今日頭をもたげていた。

かなりの斜面を利用して上に上にと続く登り窯は、今は、この窯元では使っていないとの事であったが、自由に見学させてくれた。
地震で一部壊れたことと、煙の公害問題などで、殆ど電気窯で操業をしていると話してくれた。



しかし、この穴窯は、今も、年4回の火入れをし、4日3晩350束の薪を入れ続け、1300度の高温で焼くとのこと。
灰が飛び、作品の自然の色が窯出しの楽しみとか。窯の傍には、沢山の薪が束にして積んであった。


信楽古陶館では、江戸時代の素朴ながら、見事な大茶壷を観た。
これらの、陶器は、穴釜で焼かれたものだろうかと、ふと思った。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« たぬきという木 | トップ | 雪を見たい »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
登り窯 (comugi)
2004-12-29 08:37:10
なつかしいですねぇ

昔 少しの期間 土をこねていました

越前の織田陶芸村が 今では有名ですが

そこがまだ これから始まろうとしていた頃

通っていた陶芸の先生や仲間達と

うだうだ巣くっていた 時期があります

ヤカンにお酒をいれて 湯のみで飲んで一晩中!

まだ夢が沢山あって・・・遥か昔の話しです

そそ 一度NHKの放送で

(確か 街の話題の様な番組の中で 私の作品が紹介された事もありましたよ)

まだ ビデオも家にない時代の 大昔の事です・・・







返信する
すごい!! (anikobe)
2004-12-29 08:53:52
「ぬめぬめと 土は光りて掌のうちに 形なしゆく 裸電球の下」



こんな光景でしょうか。昔、やっぱり、同じように紐練りをした時の歌です。



NHKで紹介されるような制作、すごいですね。
返信する
私も・・ (紅蓮)
2004-12-29 09:59:28
昔、ろくろを回していたことがあります。

NHKには出なかったけど。(笑い)

その時の先生が、函館にうつったので、遊びにいったら、家にのぼり釜がありました。

釜のとなりには、お手製のログハウスがあって、釜に火をいれている間は、夜じゅう火の番をしているらしいけど、体力仕事ですね。



先生が函館にうつったので、私の方はそれっきり。いったんとぎれると、なかなか再開できないですね。
返信する
陶芸 (anikobe)
2004-12-29 10:28:22
在職中、クラブ活動で、こんなクラブを作って欲しいという希望が児童からあって、何も知らない私は、近くの先生の窯での特訓。これがきっかけでした。

楽しい思い出です。
返信する
うつわ (polo181)
2004-12-29 13:25:47
縄文のその昔から器は作られてきました。私は陶芸の経験はありませんが、毎年年末に当たって「来年こそは大きな器の人間になろう」と考え続けてきました。でも、それはいまだに実現せず、道半ばです。除夜の鐘が近い。今年も同じことを念じるに違いありません。
返信する
除夜の鐘 (anikobe)
2004-12-29 20:23:03
大晦日に、鐘を撞く人、鐘を聞く人も、行く年来る年への夫々の深い思いがありますね。

新しい年への自分への約束事も、響きに載せて行きたいものです。
返信する
また来年ね! (紅蓮)
2004-12-29 21:33:10
なんて書いちゃうと、万が一、あさって家にもどっても、じっと静かにしてなくちゃ。



anikobeさんの、すてきな写真やエピソードにに心をおどらせたり、しんみりしたり。

カフェテラスで、ゆったり過ごさせて頂きました。

来年もよろしく。よいお年を!

返信する
来て頂いて有り難うございます (anikobe)
2004-12-29 22:15:57
お山、ご主人と楽しんできてくださいね。お話と写真をとても楽しみにしています。



私の呟きは、31日までブツブツ、書き続けます。明日は昔のスキーのこと書いて見ます。

お帰りになったら、おいでくださるのをお待ちしています。

私の方こそ、いっぱい いっぱい楽しませていただき有り難うございました。

お気をつけて行ってらっしゃい。
返信する

コメントを投稿

△ 旅 あれこれ ドライブ」カテゴリの最新記事