カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

心に春をいただいた日

2014年02月24日 | イベント

 

 

   

大阪城公園からすぐに行けば近かったのだが、梅林に行く時間を取って朝早く出たので、やはり梅林は見て行きたかった。

梅林散策の後、開場の1時まで、たっぷりと時間があったので、川に沿った公園を楽しみながら散策した。

いずみホールは初めてだ。行く前に少し調べた。

『1990年4月開場。住友生命保険相互会社の60周年記念事業として、住友生命OBPプラザビルに併設された。また、ホテルニューオータニ大阪、OBPキャッスルタワー、住友生命本社ビルとも、2階においてデッキで接続されている。

ホール内部にはパイプオルガンが設置されている。また、専属オーケストラ、いずみシンフォニエッタ大阪を有する。

「いずみ」は住友グループの屋号「泉屋」に由来している。』

 

 

 

いずみホール正面

 

 

幸田浩子さんの美しい歌声を実際開場で聞いたのは初めてだった。それまでは、テレビ出演の時や、CD「ふるさと~日本のうた』を車の中でずっと聴いていた。このリサイタルを聴くきっかけになったのは、ブログ友さんの記事に紹介されていたからで、めったにない機会を得て、すぐチケットを入手すべく「大阪友の会」に申し込んだ。

ソプラノリサイタルには縁遠い私だったが、CDの歌を聴いた時、「この道」から始まって「故郷」まで19曲。何度聴いたことだろう。その中に「春なのに」と「花は咲く」のNHK復興ソングが収録されていたのにも大きな感動を受けた。

今回のソプラノリサイタルでも、第一部では、山田耕作・弘田龍太郎・成田為三の作曲による懐かしい日本のうたに続いて、菅野祥子・菅野よう子の東日本大震災支援のテーマーソングが、心に染み渡る美しい声で歌われた。

いつの間にか涙が頬を伝う感動に包まれた。

第2部では、魂の歌・7つのスペイン民謡より・天使の糧・オペラ「リゴレット」より”慕わしい人の名は”・オペラ「ロメオとジュリエット」より”私は夢に生きたい”ほかアンコールにも2曲歌われたのと、途中ピアノ奏者の藤満健さんのパイプオルガンの演奏によって、幸田浩子さんのえも言われない美声が会場の人々を魅了した。

音楽については全く門外漢の私の心に染みる歌声は、まるで天使の歌のように今も耳に、そして心に感動の渦を巻いているように思われる。

 

 

 

 

幸田浩子さんのプロフィルの一部をここに掲載した。

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コメント (2)
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