僕は今、自治会の役員をしている。何せ45軒で一つの自治会を形成してるから、誰しもが何らかの役に付いている。これは多分、自治会長をして引退した後も、なんだかんだと体が動く限り、やるモノらしい。
もっともそのくらいの年齢になれば、社会的にも役割を終えていて、楽隠居してるだろうから体と気力があって暇を持て余していればやることにやぶさかではない。
ただし、僕の20年後の生活にそんな余裕のある社会があるかどうか分かったモンじゃない。
年金無し、仕事無し、退職金無し、貯金無しじゃ段ボールの家に住む他はない。
そのことは別に今から心配しても仕方がない。
個人年金なり、積み立てなり財形貯蓄なりをしているが、それより前に家のローンを終わらせないといけない。
で、他の自治会も、そうかというとそういう社会的名誉とか、根っから政治家とか、世話好きとか仕切りたがりとかがいる自治会があって、候補者が多くて選挙で決めてるとこもあるらしい。
僕は地元の青少年が心身共に健康に成長していくことを援助する役割であるようで、安易に予想できた夜回りの他に子供読書会とか紙芝居とか他の団体に協力してやるらしい。
なにせ頼りない支部長である。
昨年お祭りの責任者が終わってほっとしていたらこの始末である。
仕事が地元じゃないし、小中高と地元じゃないので、地縁、血縁に薄い。
今日は再来週に開かれる、総会のための打ち合わせなんだけど、町から市に変わったから規約の改正やら何やらでめんどくさいことこの上ない。
名簿の一覧作るにもいちいち問い合わせしなくちゃなんない。
で、この組織は教育委員会の社会教育課に属するようで、市役所に聞いてみると、今は合併した旧隣町に部署がまとめられたらしい。そうかと思ってそちらの役場に連絡した。
そして話をしていて驚いたのが、旧隣町には僕の所属しているような、役職はないとのこと、カミさんにそのことを話すと、「子供会の組織もないのよ。」とのこと。
へーそんなもんかねって感じです。
隣町は僕の町より1万人ほど人口が少ない。小学校はウチが6校隣が4校。中学はウチが2校、隣が1校だった。それが程度の差かしらないが他にもウチにはあって隣には無いものが結構あるらしい。
しかも今後もやるつもりはないらしい。
それでやっていけるのならそれの方がいい。
役職だけ増やして仕事の合間縫って、会議だの、打ち合わせだのの準備をしても大変なだけだ。
政府が地方交付税をなくす。ただ、合併したら10年間は交付しますよって言うんでそこら中でお金ほしさにドタバタ合併をしている。
でも10年後には無くなるわけだから、街としては仕事と人員を減らして何とかやりくりしなくちゃならない。
そこで、決定権や裁量権を自治会に移し、街がサービスで行っていたモノを自治会という名のボランティアにやらせようとしていると言ったところか。
これからは皆さんの自治会が中心となって地域を活性化して行かなくてはならない時代です。などど市会議員は言うけれど、要するに自分たちの手弁当でやれってことで、これはかなりの負担増だ。
景気は回復仕切れていない。
だから、そしてリストラは限界近くまで進んで、一人が今までの2倍3倍分を働くことで利益を生み出している。
だから、仕事はきついし滅多なことでは休めない。
休めばすぐにクビに近づく。
代わりならいくらでもいる。
そう言うんだよ。
自治会の役を受けようモノなら「そういうのは好きな奴にやらせておけばいい」と言われる始末。
去年なんか「スミマセン。祭りの責任者なんで休みます。」って言うと
「まつりい~。オマエそんなに祭りが好きだったか。」
「そう言うんじゃないですが、責任者なものですから今年だけお願いします。」
「時期考えるよ、時期を。大切なのは分かっているんだろう。」
「すみません、申し訳ありません。影響でないように段取りつけますんで、お願いします」
「ホントー?頼むよー、仕事なんだから」
「あんたはそういうの、全部カミさんにやらせて、近所で悪く言われてるらしいじゃないですか。」て…言えないよね。
ふう~。
事情が分かっていらっしゃらない。
従って査定にも響きます。
この土地で行きてく限り仕方がない。
「苛政は虎よりも猛なり」というが、僕の場合は「緑は苛政を耐える環境なり」で子供が安全且つ、素直に育つ環境は棄てがたくて離れずにいる。
住む人の質も悪くない。
田舎だからそれなりに、プライベートに踏み込んでくる。当初それが耐え難かった。でも、仕事でない人間的環境をもって、それを受け入れてしまえば、それはそれなりに、違う価値観を持てるようで勉強になる部分もある。
だけどなあ。これから交付税もらえなくなって、市民から広く薄く税吸い上げて、公共事業とかを継続させるために役職が増えていくのは勘弁して欲しいなあ。
もっともそのくらいの年齢になれば、社会的にも役割を終えていて、楽隠居してるだろうから体と気力があって暇を持て余していればやることにやぶさかではない。
ただし、僕の20年後の生活にそんな余裕のある社会があるかどうか分かったモンじゃない。
年金無し、仕事無し、退職金無し、貯金無しじゃ段ボールの家に住む他はない。
そのことは別に今から心配しても仕方がない。
個人年金なり、積み立てなり財形貯蓄なりをしているが、それより前に家のローンを終わらせないといけない。
で、他の自治会も、そうかというとそういう社会的名誉とか、根っから政治家とか、世話好きとか仕切りたがりとかがいる自治会があって、候補者が多くて選挙で決めてるとこもあるらしい。
僕は地元の青少年が心身共に健康に成長していくことを援助する役割であるようで、安易に予想できた夜回りの他に子供読書会とか紙芝居とか他の団体に協力してやるらしい。
なにせ頼りない支部長である。
昨年お祭りの責任者が終わってほっとしていたらこの始末である。
仕事が地元じゃないし、小中高と地元じゃないので、地縁、血縁に薄い。
今日は再来週に開かれる、総会のための打ち合わせなんだけど、町から市に変わったから規約の改正やら何やらでめんどくさいことこの上ない。
名簿の一覧作るにもいちいち問い合わせしなくちゃなんない。
で、この組織は教育委員会の社会教育課に属するようで、市役所に聞いてみると、今は合併した旧隣町に部署がまとめられたらしい。そうかと思ってそちらの役場に連絡した。
そして話をしていて驚いたのが、旧隣町には僕の所属しているような、役職はないとのこと、カミさんにそのことを話すと、「子供会の組織もないのよ。」とのこと。
へーそんなもんかねって感じです。
隣町は僕の町より1万人ほど人口が少ない。小学校はウチが6校隣が4校。中学はウチが2校、隣が1校だった。それが程度の差かしらないが他にもウチにはあって隣には無いものが結構あるらしい。
しかも今後もやるつもりはないらしい。
それでやっていけるのならそれの方がいい。
役職だけ増やして仕事の合間縫って、会議だの、打ち合わせだのの準備をしても大変なだけだ。
政府が地方交付税をなくす。ただ、合併したら10年間は交付しますよって言うんでそこら中でお金ほしさにドタバタ合併をしている。
でも10年後には無くなるわけだから、街としては仕事と人員を減らして何とかやりくりしなくちゃならない。
そこで、決定権や裁量権を自治会に移し、街がサービスで行っていたモノを自治会という名のボランティアにやらせようとしていると言ったところか。
これからは皆さんの自治会が中心となって地域を活性化して行かなくてはならない時代です。などど市会議員は言うけれど、要するに自分たちの手弁当でやれってことで、これはかなりの負担増だ。
景気は回復仕切れていない。
だから、そしてリストラは限界近くまで進んで、一人が今までの2倍3倍分を働くことで利益を生み出している。
だから、仕事はきついし滅多なことでは休めない。
休めばすぐにクビに近づく。
代わりならいくらでもいる。
そう言うんだよ。
自治会の役を受けようモノなら「そういうのは好きな奴にやらせておけばいい」と言われる始末。
去年なんか「スミマセン。祭りの責任者なんで休みます。」って言うと
「まつりい~。オマエそんなに祭りが好きだったか。」
「そう言うんじゃないですが、責任者なものですから今年だけお願いします。」
「時期考えるよ、時期を。大切なのは分かっているんだろう。」
「すみません、申し訳ありません。影響でないように段取りつけますんで、お願いします」
「ホントー?頼むよー、仕事なんだから」
「あんたはそういうの、全部カミさんにやらせて、近所で悪く言われてるらしいじゃないですか。」て…言えないよね。
ふう~。
事情が分かっていらっしゃらない。
従って査定にも響きます。
この土地で行きてく限り仕方がない。
「苛政は虎よりも猛なり」というが、僕の場合は「緑は苛政を耐える環境なり」で子供が安全且つ、素直に育つ環境は棄てがたくて離れずにいる。
住む人の質も悪くない。
田舎だからそれなりに、プライベートに踏み込んでくる。当初それが耐え難かった。でも、仕事でない人間的環境をもって、それを受け入れてしまえば、それはそれなりに、違う価値観を持てるようで勉強になる部分もある。
だけどなあ。これから交付税もらえなくなって、市民から広く薄く税吸い上げて、公共事業とかを継続させるために役職が増えていくのは勘弁して欲しいなあ。