昨日は9時15分豪徳寺で待ち合わせる。
駅併設のサンマルクカフェでメモを取る。「仕事上手く行くか、ギュンター・ヴァント・ライヴ欲しい、
シノーポリのブルックナー選集欲しい、」などと走り書きする。
それにしてもインターネットエクスプローラ9にしてからすぐ文字がローマ字に文字化けする。やめてほしい。
昨日は友人と会って豪徳寺パティヤラパレスに行く。
ほうれん草のカレーとチキンカレーとナンとシシカバブ注文。
豪徳寺パティヤラパレスのシシカバブは最高に旨い。
友人と表現主義と原色の裸婦の話、川村カオリの若い頃は尋常じゃなくきれいという話、川村カオリのブログを読んだ話、92年のスタジオライブのZOOは半端じゃなく輝いているという話、仕事の話をする。
友人が、表現主義を書くのはいいが裸婦像の話は少ししか出て来ないじゃないか、コピーで人を集める気か、と言っていた。
カレーとナンとシシカバブと飲み物で二人で計四千四百円。
ここのシシカバブは群を抜いて旨い。
友人は千駄木と名古屋と大阪でライヴをしてきた、その間個人的に色々あったと言って、個人的な話を滔々と喋っていた。パティヤラパレスの店主とは顔馴染みになった。なかなかないカレー店である。
帰って平井正の「表現主義・ダダを読む」のダダの始まりの所まで熟読する。
ダダは表現主義の乗りこえを訴えていた。既存の価値に否定をつき付けるダダは過激だが勝手だ。
その感覚の斬新さ、表現の突飛さで他を凌駕したダダは芸術の異端児である。
その路線で20世紀前衛の先陣を切った馬力には感嘆する。
本を閉じて、前衛芸術の時代に思いを馳せる。こういう趣味は私の一部となって性格を形作っている。
ダダの本を読んだ後、ギュンター・ヴァントのブルックナーを聞き眠る。
前衛の旗振る町を後にして昔の思い書きつけてみる
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