超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">ヴァンスカ、ホロヴィッツ、ヌエヴォ・リズモ</span>

2013-05-15 19:08:18 | 無題

最近友人からCDが大量に送られてきた。
ヴァンスカのシベリウス交響曲全集。楽譜に忠実に納得のゆくように遅く演奏した全集。
ホロヴィッツのピアノソナタ集。ソニー10枚組。何と言ってもスカルラッティのピアノ版ソナタを聞いて
欲しいという。
私は以前レオンハルトのチェンバロでスカルラッティの曲を聞いて、知的で優雅だが笑っているような印象と書いた。
友人が言うにはスカルラッティは楽想が豊かで超絶技巧でのちのフランツ・リストのような人だから、ピアノ版ソナタを聞いてスケールの大きさを味わってほしいとのこと。
それとインマゼールの古楽のシューベルト交響曲全集。
これは低音が轟音で心地よく思えた。弱音は古楽らしく控えめに弾いている。強音と弱音が遠近感を作り出している。肝心の未完成とグレイトが速すぎて物足りないが全体的に遠近感と迫力が楽しめる。
それとヌエヴォ・リズモ・デラ・ティエラという10枚組のワールドミュージック集。
地中海沿岸の音楽は皆心地いい、アフリカとカリブ海の音楽は波や風を感じさせるナチュラルな音楽だという。
スペインの音楽は独特の節回しでイスラム教徒の音楽の影響が聞き取れるという。
聞いてみるとなるほどと思わせる節回し。
今はホロヴィッツのピアノ版ソナタを聞いてスカルラッティのスケールの大きさを味わっている。
今日は隣人が福井と京都のみやげですと言ってイカの旨辛握り棒という練り物と京都のオイルサーディンの缶詰をくれた。親切な隣人である。
最近EMIやソニーが廉価ボックスを連発するので古い音源が容易に手に入るようになった。
そういえば、ユニヴァーサル・イタリアから小澤征爾のマーラー交響曲全集が出るという。
私はドイツのフィリップス盤で持っている。
そんなこんなで送ってもらったCDを聞いて、音世界を深める今日この頃である。

突然に送られてきた音楽に疲れを忘れ浸かるこの頃



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