超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">巨匠テンポの名演の数々</span>

2012-02-17 19:58:33 | 無題

テンションが上がらないのでブレンディボトルコーヒーエスプレッソを飲み、朝比奈の英雄を聞く。巨匠テンポの名演。
巨匠テンポといえば、タワレコ企画のクルト・ザンデルリンクのベートーヴェン全集は素晴らしい企画だ。
前に輸入廉価盤で出ていたが、一番の第四楽章が分離して別のCDに収録されている困りものだった。
タワレコ企画の全集はその点が改善され、おまけに序曲がついている。
昨日寝る前にロジェストヴェンスキーのブルックナー全集を聞いたが、むせび泣くような音色で郷愁を誘われた。
メロディア原盤のロジェストヴェンスキーもコンドラシンもスヴェトラーノフも捨てがたい。
西側にはないむせび泣くような音響の美質が残っている。
日本人では朝比奈隆もいいが、渡邊暁雄&日本フィルのシベリウス交響曲全集が丁寧な作りで美しい。
渡邊暁雄は母方がフィンランド人で、日本人に合ったシベリウスだと言える。
シベリウスといえばクルト・ザンデルリンクのブリリアントの全集も造形美的に優れている。
クルト・ザンデルリンクの代表作といえば、ベルリン響とのブラームス交響曲全集である。
一時尼で1200円位で売られていたが、今は倍の価格である。
私はカプリッチオの国内盤で持っている。
ザンデルリンクはドレスデンとのブラームス全集も古雅でいい。
比較すると巨匠テンポのベルリン響がよい。
朝比奈先生の英雄、運命、田園、第九と聞きこんで行く。
ベートーヴェン交響曲全集が終わったらブルックナーを聞いて行く。
先ほど図書館から電話で、岡本太郎の「人間は瞬間瞬間にいのちを捨てるために生きている」が入荷したと連絡があった。岡本太郎はバタイユをよくわかっている。

珈琲を巨匠テンポの曲で飲み恐竜の血が騒ぎ始める



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