外国文学の本を読んで要約しながらケルン放送響のブルックナーを聞いて仕事を終えようとしていたら、友人から電話で何処かへ飲みに行こうと言うので、
各国料理のページで見つけたブルガリア料理店ソフィアに行こうと提案して八重洲中央口で待ち合わせた。
移動中ヴィルヘルム・ケンプのピアノでシューベルトの楽興の時とさすらい人幻想曲をメディア・ケグで聞いて出掛けた。
ブルガリア料理店ソフィアは八重洲ブックセンターの脇を曲がった所にある。
入るとひじょうに家庭的な雰囲気のお店で、民族衣装のフォークロア的な絵画で壁が飾られている。
いちばん価格帯の安全なコース料理を頼む。ボリャルカビールという地ビールを飲む。
出てきたのはヨーグルトパンとブルガリアン・サラダ三種盛り。
スネジャンカというヨーグルト・チーズとパプリカのマリネとジョブスカ・サラダというキュウリやトマトに粉チーズを掛けたサラダ。スネジャンカ、濃厚でうまい。
次はブルガリアン・ムサカ。ムサカという料理は各地にあるがそのブルガリア版。
お次は冷えたヨーグルトスープ、タラトル。
次はだんご料理キュフテでシシカバブ風味のもっちりしたハンバーグ。
次はカヴァルマという豚野菜のトマト味オーブン焼きで目玉焼きと混ぜて食べる。目から鱗の美味しさ。
最後にデザート盛り合わせでブルーベリータルトとヨーグルトとヨーグルト・アイスと林檎のスライス。
珈琲がまた濃厚な味。
友人はユニットでブルガリアの民謡や合唱も歌いたいと言っていた。
お皿も皆民芸品で統一されていた。
他には絶対あり得ない味でとにかく珍しくて美味しいのに仰天した。
友人は胡桃の部屋の音楽の監修は奇才大友良英だ、音楽の学校スコラは是非見たい、
年末金沢に行き着弾点観測所で吹雪に打たれ、おでん屋若葉で憩い、
帰りに京都の千本閻魔堂で閻魔様に叱られ、千本釈迦堂で十一面観音を拝んでくると言っていた。
帰ってエド・デ・ワールト指揮マーラー千人の交響曲を聞く。
エド・デ・ワールトのマーラー再販すると良いのだが。
驚きの花咲く食のフォークロア一度は行ってみたい原郷
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