超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・秋茜

2023-08-26 00:04:36 | 自作俳句
信号を守りて渡る秋茜
秋の雲北の空へと流れけり
千円で交響曲の文化祭

椋鳥が行く先々で顔を見せ
火の鳥の炎眩しき鳳仙花
様々な形の雲の残暑かな

秋風に疲れを忘れ帰宅せり
新蕎麦を啜りて今日も空晴るる
夕月に思うことありただ黙す

空に舞う思い風船葛かな
数種類花束にせむ秋の薔薇
法螺吹きが回る時計も薄紅葉




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