超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・月の入り

2023-08-10 05:23:39 | 自作俳句
飛ぶならば銀の翼で天の川
普段とは違って見える星月夜
八月の眠れる町に星流る

朝晩は冷える日もあり鰯雲
当分は汗を拭きつつ秋日照り
忙しき一日を終え月の入り

三日月に運んで欲しき宵の夢
雨降りが三度続いて雨月かな
何事か変わる気配の稲妻や

もの思う全ての人に星迎え
思い出の数だけ流る絵灯籠
遠方の知らせ伝えに小鳥来る
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