超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・秋入り日

2023-08-16 00:04:11 | 自作俳句
秋茄子を香草焼きで頂けり
まだ蝉が道を譲らぬ野分かな
通い道凛として澄む水の秋

送り盆父母の面影残さるる
夕化粧道を飾りて無事帰宅
秋の薔薇遠き人から花便り

古き日の異郷の町の釣舟草
草紅葉見守る中を登下校
道端に茸生え出づ森の精

秋めくや一枚羽織り朝支度
面影の今朝は身に染むあれやこれ
肩の凝り終わりて眺む秋入日

コメント (2)
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