まずチベット語のほうですが、サンスクリットがある程度わかっていればかなり共通点とかあってわかりやすいのではないか、という甘い期待があったのですが、それが見事に裏切られ、
こちらの短編小説が示すとおりの結果となりました。
若い先生ですが、白板にさらさらと手書きしてはさっさと読み上げ、どんどん進む。
書いているときの文字は先生の背中にさえぎられてみることができない。
やっと書き写し終わったころには先へ進んでいて、追いつかない。
発音があいまいで文字に起こすことができない。
とくに「綴り字読み」というところは核心部分だと思うのに説明があっさりしていてまったく理解できない。
…とこのようにないない尽くしで初回から完全にギブアップ。
申し込まなければよかった~~~
これに比べると東京外語大のサンスクリット会話のほうは、先生のルックスがあまりにもユニークでびっくりし、生徒さんがみな若いのでいたたまれず、もう継続はないと思っていたけれど、じつは教え方が丁寧でわかりやすいのだ。
このペースでじっくり例文など変化させて声を出して練習し、文字を書いていけばなんだか本当にできるような気がしてきた。
仏青の中級サンスクリットは2021年から同じ先生で、過去2年間参加していました。
毎年若干変化していますが、だいたい雰囲気は同じ。
ただ私にとって初年度のような楽しさが感じられない。
最初のころ、絵やエピソードをたくさん入れて韻律の味わいのある詩を読んでもらったときのほうがおもしろかった。
授業の後半は・・真面目に文章の読解をやるけれど、それはばっさり忘れてしまってもまだ有意義だった。
ところが現在の授業はその前半部分がなくなって、全部文章の読解ばかりになってしまっているようで、ついていけません。
年金の実質収入が目減りしていく中、高野山大学の授業料と各種オンライン講座の経費をおさえるためにはそろそろ取捨選択しないといけない時期になったようです。