高野山大学通信教育の課目を選択するにあたって、今年は1課目だけにしぼって「楽」をしようと思っていたらあにはからんや。
「空海の書」という単位なのだが、ちょっと無理だったかも。
「弘法大師空海・人と書」(朱鷺書房)2484円
という本が1冊だけテキストとして送られてきた。
この本を読んで5月末日までに設題1「数多い弘法大師の書から2~3点をとりあげ、その書の内容や特徴を述べなさい」(4000字)のレポートを提出しなければならない。
留意点として、
・字形や線、時代的背景、中国や他の日本の書との関係などを具体的に述べること
・誤字なきように丁寧に書くこと(つまり今までのようにワープロ打ちの提出は不可ということか)
・引用文を長々と書かないで、未熟でも自分の考えを書くこと
となっている。
設題2がさらに恐ろしい。
不知攸厝
已冷伏惟
(風信帖前半四行目あたり)
なんだこれは!?
意味はわからず読むこともできない。
四字ずつ2枚の半紙に分けて、臨書して提出することになっている。
実のところ私は行書というものを書いたことがない・・・もしかしてこれは草書?・・・このレベルなのだ。
さしあたって手本が必要なので、早速アマゾンで臨書に役立ちそうな本を注文してみることにした。
昨年の梵字書道では字義を覚えるのに苦労したが、文字そのものは書くのが楽しいくらいで苦にならなかったけれど、漢字は難しそうで参ったなあ~
書道の得意な友人に行書の筆運びについて相談してみようと思っている。
その節はなにとぞよろしく!